10.09
2026 NEWS

イザベル・ファウスト、2026年グラモフォン賞「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出!

英国のクラシック音楽専門誌『グラモフォン(Gramophone)』が発表した「グラモフォン・クラシック・ミュージック・アワード2026」において、ヴァイオリニストのイザベル・ファウストが、年間を通じて際立った活躍を見せた音楽家に贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。

ファウストは、バッハやベートーヴェンといった古典から、ベルクやバルトーク、リゲティなどの近現代作品まで、幅広いレパートリーを持つヴァイオリニストです。楽譜を深く読み解き、作曲家が作品に込めた意図や時代背景を丁寧に探りながら、緻密さと豊かな表現力を兼ね備えた演奏を生み出すことで、国際的に高い評価を得ています。作品ごとの個性を鮮やかに描き出すその演奏は、伝統的なレパートリーに新たな発見をもたらすとともに、現代音楽の複雑な響きや魅力をも聴き手に伝えています。

今回、ファウストは「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に加え、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮、レ・シエクルとの共演によるリゲティのヴァイオリン協奏曲の録音で「協奏曲賞」も受賞しました。卓越した技巧のみならず、作品の可能性を追求し続ける姿勢と、音楽に対する真摯な探究心が改めて評価された、二部門での快挙となりました。

イザベル・ファウストからのコメント
「この賞をいただけたことは、私にとってこの上ない光栄です。そして、最愛の友人であり、同僚でもあるクリスティアン、サーシャ、ジャン=ギアンが、私にこれほど温かい賛辞を贈ってくれたことを、心から幸せに、そして謙虚な気持ちで受け止めています。」
Isabelle Faust_8(c)Felix Broede