近衛 剛大 Takehiro Konoe

Takehiro pic @danieldelang (002)

プロフィール

1997年、アムステルダム生まれ。4歳からヴァイオリンをはじめ。15歳よりアムステルダム音楽院にてヴィオラを今井信子、フランシン·スカットボーンの各氏に師事。ジュネーブの小澤征爾国際アカデミーにて室内楽を学ぶ。 
2023年、世界で最も権威があるとされるミュンヘン国際音楽コンクールにて第3位に入賞。このほか、オスカー・ネドバル国際ヴィオラ・コンクール、ブラームス国際コンクール、クリスティーナ王妃コンクール、アムステルダム国際ヴィオラ・·コンクールの各コンクールにて優勝。東京国際ヴィオラコンクールでは、サントリー芸術財団賞を受賞している。
これまでにバイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、シンフォニア·ロッテルダム、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団等と共演している。室内楽では、2023年カピバラ·ピアノ四重奏団として大阪国際室内楽コンクールにて優勝しているほか、ウィーン·フィハーモニー管弦楽団コンサートマスターのヤメン·サーディ率いるキャンティ·アンサンブル(ピアノ五重奏団)の一員としてオランダのケルシェス賞を受賞し、CDもリリースしている。
2024年からベルリン·フィルハーモニー管弦楽団のカラヤン·アカデミーに在籍。2025年アムステルダム運河音楽祭にレジデンス·アーティストとして出演した。
使用楽器は1991年にロジャー·ハーグレイヴが制作したカルロ·ベルゴンツィ·モデル。