音楽詩「火垂るの墓」シンフォニー朗読劇 速水奨・戸松遥・高垣彩陽&東京フィルハーモニー交響楽団
2025年12月6日(土)14:00開場15:00開演
大宮ソニックシティー 大ホール
今秋12 月6日、大宮ソニックシティ大ホールを舞台に『音楽詩「火垂るの墓」シンフォニー朗読劇』公演の開催が決定いたしました。「火垂るの墓」は、作家野坂昭如の戦争体験を題材とした作品(新潮文庫刊『アメリカひじき・火垂るの墓』所収)。兵庫県西宮市近郊を舞台に、戦火の下、親を亡くした14歳の兄(清太)と4歳の妹(節子)が二人だけで終戦前後の混乱の中で生きようとし、その思いも叶わず死を迎えていく物語が綴られています。
同作品を原作としたアニメ映画『火垂るの墓』(1988年スタジオジブリ制作)は、上映以来、世界的なアニメ作品として高い評価を受け続けています。そして、2023年9月、原作の地元の西宮・兵庫県立芸術文化センターにおいて、現代音楽の巨匠・間宮芳生(2024年12月逝去)による同映画音楽の『フルオーケストラ演奏』と『朗読』で構成した音楽詩『火垂るの墓』が実現しました。同演奏会は多くのメディアで称賛され、再演を切望されていました。そうした最中、戦後80年を迎える本年、『音楽詩「火垂るの墓」シンフォニー朗読劇』公演では、現代の声優界の中心にたつ速水奨(ステージ上朗読・清太役)をはじめ、戸松遥(ステージ上朗読・節子役)高垣彩陽(ステージ上朗読・母親や疎開先の叔母役)ら新たな出演者と共に音楽詩『火垂るの墓』が蘇ります。そして、間宮芳夫一周忌記念となるステージには東京フィルハーモニー交響楽団(指揮:山下康介)と日本を代表するソプラノ幸田浩子が出演。深秋、『音楽』と『朗読』そして『映像』の融合による新しい舞台芸術が誕生します。(なお、本公演では、オーケストラ演奏&朗読とともに、物語の進行に連動するアニメ映画『火垂るの墓』の
名場面(静止画像)が舞台上のスクリーンに投影されます。[フィルムコンサート形式ではありません])
出演
出演:
速水 奨(ステージ上朗読・清太役)
戸松 遥(ステージ上朗読・節子役)
高垣 彩陽(ステージ上朗読・母親や疎開先の叔母役)
幸田浩子(ソプラノ)
作曲:間宮芳生
指揮:山下康介
演出・構成:上海太郎
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
曲目
間宮芳生(山下康介編曲):音楽詩・「火垂るの墓」
原作者:野坂昭如著「火垂るの墓」(新潮文庫刊『アメリカひじき・火垂るの墓』所収)
間宮芳生(山下康介編曲):「日本万国博」メインテーマ 〜大阪万博公式長編記録映画のための〜、「太陽の王子 ホルス の大冒険」
J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 第2曲エール) O.レスピーギ:シチリアーナ(リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 第3番)
ヘンリー・ローリー・ビショップ:埴生の宿 他
※演奏作品は変更される場合があります。
チケット
S席6,500円、A席54,500円(全席指定・税込)
一般発売
2025年11月8日(土)10:00~
※弊社の一般発売日は11月10日(月)10:00からです。
プレイガイド
主催
主催:RENAISSNCE CLASSICS、(公財)埼玉県産業文化センター
後援:朝日新聞社
お問い合わせ:パシフィック・コンサート・マネジメント03-3552-3831(10:00~18:00)

