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2015 MEDIA

【掲載情報】サー・ネヴィル・マリナー(音楽の友)

現在来日中のイギリスの巨匠、サー・ネヴィル・マリナーのインタビュー記事が、音楽の友(2015年12月号)に掲載されました。
自身が指揮者になったきっかけや、指揮者としての想いが語られています。
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「自分たちの音楽を、満足するまで好きなだけやりたかった。そうして集まったのが、アカデミー室内管弦楽団の最初のメンバーなんだ」と語るマリナー氏。

ヴァイオリニストとしてフィルハーモニア管弦楽団やロンドン交響楽団で演奏していた傍ら、仲間たちが集って誕生したアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズ)。ピエール・モントゥーの一言がきっかけでタクトを振るようになったマリナー氏ですが、このオーケストラが生まれたての頃は弾き振りをしていました。

音楽を共にする仲間と、大好きな音楽を追い求める―。
商業主義とは正反対の姿勢で、ひたすら仲間と奏で続けること2年。初めてこのオーケストラはコンサートを開催し、その成功を受け活躍の場はどんどん広がりました。マリナー氏はヴァイオリニストではなく指揮者としてキャリアを伸ばし、アカデミー室内管弦楽団とは数々の名盤も生み出してきました。

設立当初の熱い思いを、マリナー氏はキラキラした笑顔で語ります。
自身が生んだ「子」であるアカデミー室内管弦楽団とは、固く強い絆で結ばれており、深い愛情がひしひしと伝わってくるのです。

マリナー氏は、現在91歳。「いつまでも年をとらないんだよ」とやんちゃな顔をのぞかせる、おちゃめなマエストロです。

自身が創設したアカデミー室内管弦楽団との最後の来日公演では、マリナー氏が心から愛する作品の、ベートーヴェンの交響曲第7番も披露します。
お楽しみに!
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サー・ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団

日時:2016年4月9日(土)14:00開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール
曲目:
プロコフィエフ:交響曲 第1番 ニ長調「古典交響曲」op.25
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 op.92

チケット:
全席指定 S¥22,000 A¥20,000 B¥18,000 C\16,000(完売)