アレッシオ・アレグリーニ Alessio Allegrini

Alessio Allegrini_1(c)Riccardo Musacchio  MUSA

プロフィール

 ヒューマンライツ・オーケストラの創設者&音楽監督であり、2021年よりアブルッツォ交響楽団の首席指揮者を務める。ソリストおよび首席奏者として数々の世界的指揮者と共演を重ね、これまでに、クラウディオ・アバド、カルロ・マリア・ジュリーニ、ダニエル・バレンボイム、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ロリン・マゼール、チョン・ミョンフン、マリス・ヤンソンス、ジェフリー・テイト、ワレリー・ゲルギエフ、サイモン・ラトル、アントニオ・パッパーノ、リッカルド・ムーティ等と共演している。
 1997年プラハの春国際音楽コンクール優勝、1999年ミュンヘン国際音楽コンクール最高位(1位無し2位)受賞。ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を8年間務めた後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演奏者として1年間活動した。アバドの信頼を得て長年モーツァルト管弦楽団の首席奏者を務め、この間に録音活動も行う。いずれもドイツ・グラモフォンよりクラウディオ・アバド指揮モーツァルト管弦楽団との共演で、2011年に『モーツァルト:ホルン協奏曲集』、『モーツァルト:協奏曲集』(管楽器のための協奏交響曲K.297b)、『J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集』(ブランデンブルク協奏曲第1番)をリリース。
 ソリストとして、アントニオ・パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団との共演でエリオット・カーターのホルン協奏曲のヨーロッパ初演を行った。また、ブリテンのセレナードをテノールのイアン・ボストリッジとローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団と共演した。このほか、マントヴァ室内管弦楽団、バーデン=バーデン・フィルハーモニー管弦楽団、バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ミラノ・スカラ座管弦楽団、フェニーチェ劇場管弦楽団、カリアリ・リリコ劇場管弦楽団等のオーケストラと共演している。
 2013年にカリアリ・リリコ劇場管弦楽団でワーグナーとブラームスのオーケストラ・レパートリーを指揮しデビュー、絶賛される。以降イタリアで吹き振りを始め、マルキジャーナ・フィルハーモニー管弦楽団、イ・ソリスティ・アクイラーニ、イ・ポメリッジ・ムジカーリ等のオーケストラと共演。近年は、吹き振りで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とモーツァルトのホルン協奏曲全曲を披露したほか、ルツェルン室内管弦楽団との共演や、ハンブルク交響楽団を指揮した。またソリストとして、ウィーン交響楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団、シチリア交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団等と共演している。
 2021/22シーズンは、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンターやフェニーチェ劇場にヒューマンライツ・オーケストラと共に登場したほか、カリアリ・リリコ劇場で「カルミナ・ブラーナ」を指揮した。2022/23シーズンは、カリアリ・リリコ劇場管弦楽団に3度目の客演をし、ベートーヴェンとストラヴィンスキーを指揮。日本ではイアン・ボストリッジとのツアーがある。
 2004年よりローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団の首席奏者として活躍し、ルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者も務める。スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院教授。

ディスコグラフィー

モーツァルト:協奏交響曲、フルートとハープのための協奏曲
アレッシオ・アレグリーニ_モーツァルト:協奏交響曲、他
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.Anh.9 (297b)/フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299

ルーカス・マシアス・ナヴァッロ(オーボエ)
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)
ギヨーム・サンタナ(ファゴット)
アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
ジャック・ズーン(フルート)
レティツィア・ベルモンド(ハープ)
クラウディオ・アバド指揮
モーツァルト管弦楽団

[Deutsche Grammophon]
モーツァルト:ホルン協奏曲集
アレッシオ・アレグリーニ_モーツァルト:ホルン協奏曲集
モーツァルト:ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K412+514、第2番 変ホ長調 K417、第3番 変ホ長調 K447、第4番 変ホ長調 K495

アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
クラウディオ・アバド指揮
モーツァルト管弦楽団

[Deutsche Grammophon]
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
アレッシオ・アレグリーニ_バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046、第2番 ヘ長調 BWV1047、第3番 ト長調 BWV1048、第4番 ト長調 BWV1049、第5番 ニ長調 BWV1050

ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
アロイス・ポッシュ(コントラバス)
ラインホルト・フリードリッヒ(トランペット)
オッターヴォ・ダントーネ(チェンバロ)
クラウディオ・アバド指揮
モーツァルト管弦楽団

[Deutsche Grammophon]