マリア・マゾ Maria Mazo
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プロフィール
ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールをはじめとする数々の受賞歴を誇り、これからの活躍が真に期待されている。
2012年エスター・ホーンズ・カルガリー国際ピアノ・コンクールでファイナリストとなる。2013年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール第5位をとなり、同年、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールでは第1位を獲得。この時に審査員を務めたメナヘム・プレスラーからは、「このような若いピアニストがベートーヴェンの作品を極めて高いレベルで演奏したことに驚くとともに、これは彼女にしかできない演奏だ」と絶賛された。2014年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは、アッシャー・フィッシュ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との共演で聴衆賞を獲得した。
レパートリーはバッハから現代作品まで幅広く、特にベートーヴェンの作品を得意としている。この作品解釈こそが国際的な活躍を広げる上での支えとなり、2004年にマンハイムで開催されたリヒャルト・ラウクス・ベートーヴェン・ピアノ・コンクールで第1位となった。翌年、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで演奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」が高く評価され、セミ・ファイナリストとなり審査員賞を獲得。映画監督のアンディ・ゾマーがこのコンクールのドキュメンタリーを撮影し、その作品「イン・ザ・ハート・オブ・ミュージック」にも出演した。
5歳の時からピアノを学び、9歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第12番でオーケストラ・デビューを果たした。グネーシン音楽大学でウラディミール・トロップに、ハノーファー音楽・演劇メディア大学でアリエ・ヴァルディ、マッティ・ラエカッリオに師事。2014/15シーズンは、オーストリア、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、イスラエル、日本、中国、オーストラリアの各地でコンサートを開催する。