ジュゼッペ・グァレーラ Giuseppe Guarrera

Giuseppe Guarrera_2(c)Kaupo Kikkas

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プロフィール

 2017年モントリオール国際音楽コンクールで第2位および聴衆賞を含む5つの賞を受賞したほか、2015年ジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクール第2位、2010年プレミオ・ヴェネツィア・コンクール優勝等、優秀な成績を収める。
 近年は各地でソロ・リサイタルを開催し、ピエール・ブーレーズ・ザール、ミュンヘンのヘラクレス・ザール、ウィグモア・ホール、ノッティンガムのロイヤル・コンサートホール、ルール・ピアノ・フェスティバル、アンデルマット音楽祭のほか、マドリード、ミラノ、ローマ、パドヴァ、トリノに登場した。また、2020年にはジュリアン・ラクリンとウィーン・コンチェルトハウスでデュオ・リサイタルを開催した。
 ソロおよび室内楽で欧州の主要ホールや音楽祭で演奏しており、これまでに、パリのルイ・ヴィトン財団、エルサレム国際室内楽音楽祭、ヴェルビエ音楽祭アカデミー、マドリードのソニー・オーディトリウム、トリノのリンゴット・ジョヴァニ、パドヴァのアミーチ・デッラ・ムジカ、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、ボローニャ音楽祭、ビチェンツァ・オリンピコ劇場、トリエステ・ヴェルディ劇場、バルセロナ・ラウディトリ、ウィーン・ムジークフェライン、ストックホルム・コンサートホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ケルン・フィルハーモニー、ブダペスト芸術宮殿、アンデルマット音楽祭、ルクセンブルク・フィルハーモニー、ポルトのカーサ・ダ・ムジカ、メガロン・アテネ・コンサートホール、バーデン=バーデン祝祭劇場等に登場している。
 また、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、クラウス・ペーター・フロール指揮モントリオール交響楽団等と共演している。2017年にはピエール・ブーレーズ・ザールで、ダニエル・バレンボイムのタクトでバンジャマン・アタイールの協奏曲を初演した。
 シチリアに生まれ、イタリアでシアヴァシュ・ガジェヴとジュゼッペ・カルテッラに学び、ハンス・アイスラー音楽大学でエルダー・ネボルシンに、バレンボイム・サイード・アカデミーでネルソン・ゲルナーに師事。ルール・ピアノ・フェスティバル奨学生として研鑽を積んだほか、ヴェルビエ音楽祭のアカデミーでテイバー財団賞を受賞し、2018年にはウィグモア・ホールのYCATオーディションで入賞した。
 2018年よりベルリンのバレンボイム・サイード・アカデミーで講師として後進の指導にあたる。2022/23シーズンはボルドー、トリノ、トリエステ、ベルリンでのソロ・リサイタルのほか、日本とパドゥアでの室内楽公演等がある。