ブリュノ・ドルプレール Bruno Delepelaire

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プロフィール

 1989年生まれ。5歳よりエルワン・フォーレにチェロを学ぶ。2008年にパリのスコラ・カントルムを卒業し、翌年よりパリ国立高等音楽院でフィリップ・ミュレールに師事。2012年にベルリンへ移り、ベルリン芸術大学でイェンス・ペーター=マインツに、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーでルートヴィヒ・クヴァントに師事。また、ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット、ウェン=シン・ヤン、ヴォルフガング・ベッチャーのマスタークラスを受講した。
 2012年カール・ダヴィドフ国際チェロ・コンクールおよび2013年マルクノイキルヘン国際器楽コンクールで優勝するなど、数々のコンクールで優秀な成績を収めている。また、ヴェルビエ祝祭管弦楽団、EUユース管弦楽団、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でオーケストラの経験を積む。
2013年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ソロ・チェリストに抜擢され、一躍話題となる。そのわずか数か月後には、セミヨン・ビシュコフのタクトでR.シュトラウス《ドン・キホーテ》のソリストを務めた。
 ソリストとして、ニース・フィルハーモニー管弦楽団、オルボア交響楽団、ベルリン・バロック・ゾリステン、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、バイエルン室内フィルハーモニー管弦楽団、スタヴァンゲル交響楽団、ボーンマス交響楽団等と共演し、ヴェルビエ音楽祭、ヘレンス音楽祭、ヴァルドレス音楽祭、オーバートーン室内音楽祭、サロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭等に出演している。
 室内楽でも精力的に活動し、カヴァティーナ弦楽四重奏団や「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」のメンバーを務める。ベルリン・ピアノ・クァルテットでは、フォーレ、シュニトケ、ブラームスを収録したアルバムを2016年ソニー・クラシカルからリリース、高評を得る。
 使用楽器は、マッテオ・ゴフリラー(カロリーナ・ブラベルク財団より貸与)。