日本モーツァルト協会 2023年第647回例会
ナタナエル・グーアン(ピアノ)《若きヴィルトゥオーゾの輝き》 Nathanaël Gouin, Piano
2023年3月6日(月)18:45開演
出演
ナタナエル・グーアン(ピアノ)
曲目
モーツァルト:
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ ハ短調 K457
きらきら星変奏曲 ハ長調 K265
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K333
*出演者の希望により上記の通りプログラムの順番が変更となりました。
チケット
全席自由(前売券)5,000円
*学生券の取使い無し
プレイガイド
主催
主催:日本モーツァルト協会
Date
Manday, March, 2023 18:45
Hall
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
Artist
Nathanaël Gouin, Piano
Program
Mozart:
Fantasie in c K475
Klaviersonate in c K457
Zwölf Variationen in C
über “Ah, vous dirai-je Maman” K265
Klaviersonate in B K333
プロフィール
もっとも期待を集めるピアニストの一人であり、ソリストおよび室内楽奏者として、ヨーロッパ、アジア、アメリカの各地で演奏活動を行っている。
ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、スウェーデン国際デュオ・コンクール優勝、リヨン国際室内楽コンクール入賞。これまでに、フィルハーモニー・ド・パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク、ラ・セーヌ・ミュージカル、サル・ラモー、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ブリュッセル・フラジー、モントリオールのサル・ブルジー等のコンサートホールで演奏している。また、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ランス音楽祭、ジャコバン国際ピアノ音楽祭、ラジオ・フランス・モンペリエ音楽祭をはじめとする音楽祭のほか、ラ・フォル・ジュルネではナント、東京、ワルシャワ、エカテリンブルグに登場する。
幅広いレパートリーを持ち、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、レ・シエクル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、フランス放送合唱団、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演している。また室内楽でも、オーギュスタン・デュメイ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ジョゼ・ヴァン・ダム、ジェローム・ペルノー等と共演を重ねている。ヴァイオリニストのギヨーム・シレムとはデュオで演奏活動も行っており、アパルテからラヴェルとシューベルトの録音をリリース。また、ギョーム・シルム & ヤン・ルヴィノワとのトリオでは、ミラーレからのベートーヴェンとコルンゴルトの録音が好評を得る。
2016年、アルファよりリリースした「ラロ:ピアノ協奏曲」(ジャン=ジャック・カントロフ指揮リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団)の録音が、各誌で高評を博す。2017年、ミラーレからソロ・アルバム『リスト:死のチャールダーシュ、他』をリリース。ディアパソン誌では「演奏の完璧さと、いかにこのプログラミングがふさわしいかを証明したアルバム」と称されたほか、クラシカ誌では「恐ろしさとはほど遠く、この悲哀に満ちたアルバムは彼の輝ける才能をさらけ出した」と絶賛され、ショック賞を受賞した。2020年、ミラーレからのセカンド・ソロ・アルバム『無言歌~ピアノ作品集』がディアパソン・ドール賞を受賞し、ル・モンド紙で「堂々たる音楽家としての地位を確立した」、「紛うことなき大成功」と絶賛された。
フランス生まれ。3歳からピアノとヴァイオリンを始める。トゥールーズ音楽院、パリ国立高等音楽院、ジュリアード音楽院、フライブルク音楽大学、ミュンヘン音楽大学で学び、ヴィルクローズ音楽アカデミーでも研鑽を積んだ。またワーテルローのエリザベート王妃音楽チャペルでも学び、マリア・ジョアン・ピリスによる若手音楽家育成プロジェクト〈パルティトゥーラ・プロジェクト〉に参加し、日本、スペイン、ドイツをはじめ各国で多数のアーティストと共演し話題を呼んだ。このほか、ジャン=クロード・ペヌティエ、ルイ・ロルティ、アヴェディス・クユンチアン、デニス・パスカル、レナ・シェレシェフスカヤ、ミシェル・ダルベルト、ドミトリー・バシキーロフに薫陶を受ける。
シンガー・ポリニャック財団のアーティスト・イン・レジデンスを務める。