10.04
2017 CD

オリ・ムストネン、「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2集 第2・5番」リリース!

オリ・ムストネンがハンヌ・リントゥ&フィンランド放送交響楽団と行ったプロコフィエフ:ピアノ協奏曲全曲録音の、第2弾がリリースされました!
ムストネン_プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集2

プロコフィエフ:
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 op.16
ピアノ協奏曲 第5番 ト長調 op.55

 オリ・ムストネン(ピアノ)
 ハンヌ・リントゥ(指揮)
 フィンランド放送交響楽団

フィンランドを代表する2人の名手、リントゥとムストネンによる「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集」第2集。ピアノ協奏曲第2番は1912年から1913年にかけて作曲され、初演を聴いたミャスコフスキーが大興奮してプロコフィエフに称賛の手紙を書いたとされる作品。しかしロシア革命のため総譜が失われてしまい、後の1923年にプロコフィエフ自身によって総譜が復元されました。全曲に渡ってピアノが活躍し、第1楽章の冒頭こそ瞑想的であるものの、民謡風の第2主題をはじめ、激しいトッカータ形式の第2楽章、重厚な第3楽章、激しくエネルギッシュな終楽章と、全体的に荒々しさに満ちています。1932年に作曲された第5番はプロコフィエフの最後のピアノ協奏曲であり、完成直後にフルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルハーモニーの伴奏でプロコフィエフ自身の演奏で初演されています。ピアノが支配的な第2番に比べると、伴奏のオーケストラ・パートが演奏至難であり、なかなか録音に恵まれなかった作品とされていましたが、最近では優れた録音も多く出現、このリントゥとムストネンのアルバムも演奏、録音とともに素晴らしい出来映えです。(輸入元情報)

<公演情報>
オリ・ムストネン ピアノ・リサイタル
2018年2月10日(土)14:00開演

2018年2月16日(金)19:00開演
※作曲・指揮・ピアノ三役
Olli Mustonen_4(c)Outi Montosen