05.31
2017 TICKET

【チケット発売情報】ガスパール・ドゥエンヌ ピアノ・リサイタル

今回が初来日となるパリ出身の若手ピアニスト、ガスパール・ドゥエンヌ。
ソロ・デビュー・アルバム「ファンタジー」(1001 Notes)のリリースを記念し、リサイタルを開催します。
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ガスパール・ドゥエンヌ ピアノ・リサイタル

日時:2017年9月8日(金)19:00開演
会場:王子ホール
曲目:
 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
 シューベルト(リスト編):「水の上で歌う」/「我が宿」
 リスト:スペイン狂詩曲 S.254
 シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
 スクリャービン:幻想曲 ロ短調 op.28

チケット:全席指定5,000円

6月1日(木)10:00~ 一般発売



ガスパール・ドゥエンヌ(ピアノ)

 1987年生まれ。ブルーノ・リグットとデニス・パスカルに師事し、2012年にパリ国立高等音楽院の修士課程を修了。ザルツブルク・モーツァルテウムではジャック・ルヴィエに、現在はパリ・エコール・ノルマルでレナ・シェレシェフスカヤに師事。音楽的な知識をより深めるため、パリ国立高等音楽院ではアンヌ・ルボゼックの声楽伴奏クラスにも参加した。
 これまでに、アラン・マリナロ国際コンクール優勝、若いピアニストのためのサン・セバスティアン国際コンクールで第2位、ピアノ・キャンパス国際コンクール入賞など、多数のコンクール歴を持つ。
 ラ・ロック=ダンテロン音楽祭には定期的に登場しており、2012年にJ.S.バッハの4台ピアノのための協奏曲を披露し、2015年と2016年にはフロラン城庭園でリサイタルを行った。この他にもフランスで数多くの音楽祭に招待されており、ラジオ・フランス&モンペリエ音楽祭、ランスのレ・フラヌリー・ミュージカル音楽祭、1001ノート・イン・リモージュ、ピアノ・エン・ヴァロワ、レポー音楽祭、コルマール国際音楽祭、ノアン・ショパン音楽祭、アルテネトラ音楽祭など、多岐にわたる。また、スイス、ドイツ、オーストリア、ベルギー、モロッコ、ニューカレドニア、中国でも演奏活動を行っている。
 室内楽では、ピエール・ゲニソン、ローマン・ギヨー、ソレンヌ・パイダッシ、ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、ジェラール・コセ、エイドリアン・ラ・マルカ等と共演している。特にエベーヌ弦楽四重奏団のヴィオリストであるアドリアン・ボワソーとは定期的に共演しており、2012年に最初のCDをリリースした後にイギリスのプラシャ・コーヴ・アカデミーに招かれてスティーヴン・イッサーリスの薫陶を受け、2015年にエームス・クラシックスからリリースした「シューマン:ヴィオラ作品集」は批評家からも高い評価を受けた。
 2015年、プロ・ムジシス国際賞を受賞したほか、ナントのラ・フォル・ジュルネ音楽祭に3度目の出演を果たした。また、オルセー美術館によるリサイタルを成功させ、翌2016年にはエリック・サティのピアノ作品全曲演奏会に参加し、いずれもラジオ・フランスの「フランス・ムジーク」で放送された。
 2016年、1001 Notesからソロ・デビュー・アルバムの「ファンタジー」をリリースし、注目を浴びる。このCDには、2015年のラ・ロック=ダンテロン音楽祭で披露したリサイタルのプログラムが収録されている。
 今後のハイライトは、2018年1月にパリ・フィルハーモニーでエレナ・シュワルツ指揮コンセール・パドルーとリストのピアノ協奏曲第1番で共演が予定されるなど、さらなる活躍が期待されている。