02.14
2017 MEDIA

【掲載情報】セドリック・ペシャ ピアノ・リサイタル(朝日新聞2017年2月13日夕刊)

すみだトリフォニーホールが長年にわたり開催している≪ゴルトベルク変奏曲≫シリーズ。2017年はスイスの俊英セドリック・ペシャでスタートします。
本リサイタルについて、朝日新聞(2017年1月30日夕刊)に掲載されました。

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トリフォニーホール≪ゴルトベルク変奏曲≫2017

2017年2月17日(金)19:00開演
すみだトリフォニーホール

フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ(「トッカータ集 第1巻」より)
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 op.27
ブラームス:主題と変奏 ニ短調 op.18※当初発表のプログラムより追加となりました。
ブラームス:創作主題による変奏曲 ニ長調 op.21-1
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

全席指定¥3,000

◎お問い合わせ…トリフォニーホールチケットセンター03-5608-1212
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セドリック・ペシャ(ピアノ)

 ローザンヌに生まれ、フランスとスイスの国籍を持つ。ローザンヌ音楽院でクリスティアン・ファヴルに学んだ後、ジュネーヴ音楽院でドミニク・メルレに師事し、ヴィルトゥオジテのクラスで最優秀の成績を修める。ベルリン芸術大学ではクラウス・ヘルヴィッヒに師事。また、ダニエル・バレンボイム、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ピエール=ロラン・エマール、アンリ・バルダ、イヴァン・クランスキー、クリスティアン・ツァハリアス、イラン・グロニッチ、アルバン・ベルク弦楽四重奏団からも多くのものを得る。2003年~2006年、イタリアのコモ湖国際ピアノ・アカデミーに参加し、ドミトリー・バシキーロフ、レオン・フライシャー、ウィリアム・グラント・ナボレ、メナヘム・プレスラー、アンドレアス・シュタイアー、フー・ツォンのもとで研鑽を積む。
 2002年、アメリカのソルトレイクシティで開催されたジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得した。ヨーロッパ、中国、アメリカ、北アフリカでコンサートツアーを行っており、ベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・コンツェルトハウス、ハンブルク・ライスハレ、ザルツブルク・モーツァルテウム、ニューヨーク・カーネギーホール、ロンドン・ウィグモアホール、チューリッヒ・トーンハレ、ウィーン・コンツェルトハウス、上海東方芸術センター等、各地の主要なコンサートホールに登場している。音楽祭への出演も多く、プラハの春音楽祭、ルツェルン音楽祭、グシュタート・メニューイン・フェスティバル、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、グシュタード・ミュージカル・サミット、ダヴォス音楽祭、ラジオ・フランス・モンペリエ・フェスティバル、バーゼル音楽祭、ホーエネムス・シューベルティアーデ等に登場している。
 これまでに、スイス・ロマンド管弦楽団、リール国立管弦楽団、スイス・イタリア語放送管弦楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団、ユタ交響楽団、アンサンブル・オリオール・ベルリン、ボン・クラシック・フィルハーモニー、カメラータ・ベルン、ゲッティンゲン交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、バーゼル室内管弦楽団等と共演している。室内楽にも積極的で、卓越した演奏家との共演も定期的に行っており、長年ヴァイオリニストのヌリト・スタークとの共演を続けている。
 ローザンヌで開催される室内楽シリーズ「アンサンブル・アン・セーヌ」の創立に携わり、芸術監督も務めている。2005年~2007年には、クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの審査員を務めた。また、イタリアのイモラ国際ピアノ・アカデミーをはじめ、アメリカとヨーロッパの各地でマスタークラスを開催している。2012年、ジュネーヴ高等音楽院のピアノ科教授に就任した。
 2007年にヴォー州芸術振興創造基金の音楽賞を受賞し、ローザンヌのレナルド財団からは奨学金を獲得した。ヌリト・スタークとのデュオは、フォルベルク・シュナイダー財団の後援を受けている。
 クラーヴェス、AEON、ラ・ドルチェ・ヴォルタ、BIS、ジェニュインの各レーベルより、J.S.バッハ、クープラン、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ドビュッシー、ブゾーニ、エネスコ、メシアン、ケージ、ススリン、グバイドゥーリナの作品を収録したCDをリリース。いずれも批評家より絶賛されている。