08.23
2016 CD

ダニエル・ミュラー=ショット、「デュオ・セッションズ」リリース!

ダニエル・ミュラー=ショットが、ヴァイオリンのユリア・フィッシャーとレコーディングした「デュオ・セッションズ」をリリースしました。
Daniel Muller-Schott13(c)Uwe Arens.

コダーイ:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ op.7 (1914)
シュルホフ:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ (1925)
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ (1922)
ハルヴォルセン:ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリア

 ヴァイオリンとチェロの二重奏曲。バロックの時代からこの形態で書かれた作品は数多くありますが、今回のアルバムでユリア・フィッシャーとミュラー=ショットが選んだのは、近現代に書かれた4つの作品で、新しい表現手段を模索しながらも、民族性を取り入れた独自の作風を有した興味深い曲です。民族色豊かなコダーイ、複雑なリズムを駆使して書かれたシュルホフ、ハンガリー風の響きが感じられる「ドビュッシーの思い出に捧げられた」ラヴェル。そして最後に置かれているのが、ヘンデルの主題を自由に変奏していくハルヴォルセンの『パッサカリア』。作品の妙味もさることながら、奏者2人の息詰まるような掛け合いも聴き所です。
 ヴァイオリニストのユリア・フィッシャーとチェロのミュラー=ショットは2005年にブラームス「二重協奏曲」の録音をリリース、以降10年以上に渡ってデュオ活動をしていますが、今回の録音は彼らにとっても会心の出来映えとなりました。(輸入元情報)


ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)

[ORFEO]