04.10
2015 CD

アラベラ・美歩・シュタインバッハー、「メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」リリース!

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

シャルル・デュトワ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団

[PENTATONE]

★SACDハイブリッド盤。近年、目覚ましき活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。前作、フランクとR.シュトラウスのソナタ(PTC 5186470 / KKC 5415)をメイン・プログラムとした2014年12月来日公演の興奮も冷めやらぬなか、またしても超ド級の新譜が登場です。それは、不朽の名作メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!シュタインバッハーはヴァイオリニストにとっての勝負アルバムをシャルル・デュトワ指揮、スイス・ロマンド管という好サポートのもと満を持して録音しました。この2篇は実演にて何度も披露してきただけにファンならずとも期待せずにはいられない大注目盤と言えましょう。
★メンデルスゾーンは2014年12月に飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団との共演も記憶に新しいところですが、一貫して落ち着いたテンポで一音一音雄弁に歌い上げます。カデンツァでは美しさと力強さを兼ね備え、近年の充実ぶりをうかがえる仕上がりと言えます。第2楽章では女王の風格を感じる語り口で、一度聴いたら忘れがたき熱演です。第3楽章はオーケストラとの対話も見事でデュトワとの相性のよさもさることながら、歯切れのよいメロディが立体的に聴こえる快演です!なお、2015年6月、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の来日公演にて同曲を演奏予定とのことです。一方、チャイコフスキーは2009年12月、NHK 交響楽団の定期演奏会に登場し、指揮はデュトワでした。メンデルスゾーン同様、朗々と歌い上げ毅然たるチャイコフスキーを聴かせてくれます。テンポのコントロールや豊かな音楽表情など、現在のシュタインバッハーの成熟した演奏を堪能できる名演です。
★もちろん、今回もPentatoneの技術チームによる高音質録音です。最強のメン・チャイ・アルバムのリリースと言えましょう!(キングインターナショナル


アラベラ・美歩・シュタインバッハー_チャイコフスキー、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲