フランソワ・ロペス=フェレール François López-Ferrer

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プロフィール

2024年サー・ゲオルグ・ショルティ財団コンダクター賞受賞。
スペイン系アメリカ人の指揮者フランソワ・ロペス=フェレールは、ダイナミックな芸術性と説得力のある演奏によって、クラシック音楽の世界で圧倒的な道を切り開いてきた。シカゴ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、スペイン放送交響楽団、ヴェルビエ祝祭管弦楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ベルン交響楽団、ガリシア交響楽団、ローザンヌ・オペラ座、ジョルジュ・エネスク国立フィルハーモニー管弦楽団など、世界中の著名なオーケストラと共演し、国際的なキャリアを積んでいる。 
今後は、ロサンゼルス・フィルハーモニックとのハリウッド・ボウルでのデビュー、シンシナティ交響楽団&5月音楽祭、パリ・オペラ座でのハイドン「無人島」新演出オペラ指揮などが予定されている。シンシナティ交響楽団&5月音楽祭の副指揮者として彼の旅は始まり、聴衆と批評家で大きな期待が寄せられている。 
2022年1月には、ニコラ・ベネデッティをフィーチャーしたマーク・シンプソンのヴァイオリン協奏曲のアメリカ初演のために、ルイ・ラングレの代役としてシンシナティ交響楽団と素晴らしい指揮ぶりを発揮した。 
ロペス=フェレールの芸術性は、2021~22年の音楽監督グスターボ・ドゥダメルのフェローとしてロサンゼルス・フィルハーモニックに在籍していた時期、そしてまたパリ・オペラ座アカデミーのレジデント・コンダクターを務めていた時期に、さらに磨きがかかった。2022年には、ブルーノ・ワルター・ナショナル・コンダクター・プレビュー賞を受賞している。 
キャリア初期には、チリ国立管弦楽団の副指揮者、チリ国立バレエ団の首席指揮者を務めた。2018年ヴェルビエ音楽祭コンダクター・フェローとして、サー・サイモン・ラトル、ガボール・タカーチ=ナジとの共同プログラムで、イヴァン・フィッシャーの代役指揮を務め、記念すべきデビューを飾った。さらに、サー・ゲオルグ・ショルティ財団のキャリア支援賞を二度受賞し、メニューイン=グシュタード音楽祭では、2015年の第1回ネーメ・ヤルヴィ賞を受賞。 
ローザンヌ高等音楽院でオーケストラ指揮の修士号を、シンシナティ大学音楽院で作曲の学士号を取得。キューバ人の母とスペイン人の父を持ち、6カ国語を流暢に話す。