チホ・ハン Chi Ho Han

Chi Ho Han


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プロフィール

 “ヴィルヘルム・ケンプとグレン・グールドの間”南ドイツ新聞2021。“偉大な作曲家自身が演奏したであろう方法で彼は演奏する” ジェルジ・クルターグ、ブダペスト2023。
 ドイツを拠点に活躍する韓国人ピアニストで幅広いジャンルをレパートリーとする無二の存在である。20歳の時、ウィーンとボンのベートーヴェン・コンクール、ドルトムントのシューベルト・コンクールで入賞を果たし、ドイツ芸術界に確固たる地位を築いた。
2014年にはミュンヘン国際音楽コンクール最高位(1位なし第2位)&聴衆賞・委嘱作品特別賞、ソウル国際音楽コンクール第1位、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール第2位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位を2016年に受賞。
また2022年オルレアン国際ピアノ・コンクールでは現代芸術部門第3位&イサン・ユン賞を受賞し、ジャンルにとらわれない幅広い才能を発揮している。
 ソリスト兼クリエイティブ・プログラマーとして、ソウル・アーツ・センター・シンフォニー・フェスティバル、チェルヴォ国際音楽祭、ルール・ピアノ・フェスティバル、キッシンゲンの夏音楽祭、ラインガウ音楽祭、ボーデン湖国際音楽祭、コモ湖国際音楽祭、エルネン・ムジークドルフ、ディア・バレー音楽祭等で演奏し称賛されている。
 コンチェルトのレパートリーはベートーヴェンの全ピアノ協奏曲やロマン派から現代作品まで多岐にわたり、これまでに、ウィーン放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニエッタ・ケルン、リヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、マルセイユ・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ユタ交響楽団等と共演している。2023/24シーズンはベートーヴェンの合唱幻想曲、モーツァルトのピアノ協奏曲K.466およびK.467、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、シューマン、メシアンの『異国の鳥たち』を披露する。
 2022-23シーズンには、ブダペスト・ミュージック・センターと駐ハンガリー韓国文化院と提携し、アーティスト・イン・レジデンスに任命される。ブダペスト滞在中、現代を生きる最も偉大な作曲家であるジェルジ・クルターグに高く評価され、それ以来クルターグの指導を受けている。
 1992年、韓国・ソウル生まれ。エッセン・フォルクヴァンク芸術大学でアルヌルフ・フォン・アルニムに師事し修士およびソリスト課程を修了。ハノーファー音楽・演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事。コモ湖国際ピアノアカデミーでは、ウィリアム・ラント・ナボレ、フー・ツォン、ダン・タイ・ソン、ドミトリー・バシキーロフ等のもと研鑽を積んだ。2024年には名門インディアナ大学ジェイコブス音楽院の教授に任命されている。

ディスコグラフィー

ショパン&シューマン
Chi Ho Han_Chopin&amp
ショパン:前奏曲集 op.28
シューマン:クライスレリアーナ op.16

[ACOUSENCE CLASSICS]