フランチェスコ・アンジェリコ Francesco Angelico

Francesco Angelico_1(c)Giancarlo Pradelli

次回来日

2024年12月

プロフィール

 2017/18シーズンよりカッセル州立歌劇場の音楽監督を務め、《アンドレア・シェニエ》《ラ・ボエーム》《イェヌーファ》《カプレーティとモンテッキ》《ファルスタッフ》《トスカ》《ヴォツェック》、シューマン《マンフレッド》を指揮し、ロイシャー《Einbruch mehrerer Dunkelheiten》を世界初演した。最初の4年間の任期でワーグナーの《ニーベルングの指輪》(演出:マルクス・ディーツ)を上演し、2022/23シーズンに全4作品のツィクルスが行われ、また同シーズンでは、《スペードの女王》や《運命の力》のほかシンフォニー・コンサートを指揮した。
 定期的に主要歌劇場に客演しており、これまでに、バイエルン国立歌劇場で《若い恋人たちへのエレジー》《セビリアの理髪師》《チェネレントラ》《愛の妙薬》、トゥールーズ・キャピトル劇場で《メフィストフェーレ》、ケルン歌劇場で《ラ・ボエーム》、シュトゥットガルト州立歌劇場で《ドン・パスクワーレ》、イェーテボリ歌劇場で《リゴレット》(新演出)、グラーツ歌劇場で《蝶々夫人》、リガ・オペラ・フェスティバルで《シモン・ボッカネグラ》、日本では新国立劇場で《セビリアの理髪師》を指揮している。また、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽団、MDR交響楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、RAI国立交響楽団、ミュンヘン交響楽団、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団等のオーケストラに客演している。
 カッセル州立歌劇場での近年のハイライトは、《椿姫》を題材にしたカルロ・チチェリによる室内オペラ《L’ultimo sogno》やリーム《ハムレット・マシーン》、《オテロ》《カーチャ・カバノヴァー》《シモン・ボッカネグラ》等のオペラに加え、シンフォニー・コンサートではマーラーの第2交響曲を指揮する。このほか、バイエルン国立歌劇場での《猟銃》、クリスチャン・テツラフとのドイツ・ナショナル・ユースオーケストラのツアー、モンペリエ国立管弦楽団、ニュルンベルク州立フィルハーモニー管弦楽団、ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、ボローニャ市立劇場管弦楽団、ヴュルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ルガーノ音楽祭等に客演する。
 2013~2017年インスブルック・チロル交響楽団の首席指揮者を、2015~2017年インスブルック・チロル歌劇場の首席指揮者を務めた。在任中、《マリア・ストゥアルダ》《運命の力》《低地》《アドリアーナ・ルクヴルール》《スペードの女王》《フィデリオ》《マクロプロス家の事件》《タンホイザー》《ルサルカ》《仮面舞踏会》《カプリッチョ》等のオペラを指揮。フランチェスコ・チレアの《アドリアーナ・ルクヴルール》の上演で、2016年オーストリア音楽劇場賞を受賞した。
 1977年、シチリア島のカルタジローネ生まれ。モデナ音楽院でチェロを学び、2001年に卒業。2003年より指揮を学び、ルガーノのスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でジョルジオ・ベルナスコーニに師事し、2006年に優秀な成績で卒業した。在学中、RSI放送局によるプロジェクトの現代音楽シリーズ「900 パッサート・エ・プレゼンテ」でベルナスコーニのアシスタントを務めた。以降、自身のレパートリーの中でも現代音楽は重要な位置を占めるようになる。2011年、ドイツ指揮者賞に輝いた。

コンサート情報

日時・会場 コンサート名・お問い合わせ
2024/12/14(土)14:00
東京オペラシティ
コンサートホール
読売日本交響楽団
読響チケットセンター
TEL: 0570-00-4390
2024/12/15(日)14:00
横浜みなとみらいホール
読売日本交響楽団
読響チケットセンター
TEL: 0570-00-4390
2024/12/18(水)19:00
サントリーホール
読売日本交響楽団
読響チケットセンター
TEL: 0570-00-4390
2024/12/19(木)19:00
フェスティバルホール
(大阪)
読売日本交響楽団
読響チケットセンター
TEL: 0570-00-4390
2024/12/22(日)14:00
東京オペラシティ
コンサートホール
読売日本交響楽団
読響チケットセンター
TEL: 0570-00-4390