トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト Teunis van der Zwart

Teunis van der Zwart_5(1)Tineke Leering

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プロフィール

 オランダ生まれ。ハーグ王立音楽院でヴィセンテ・サルソに、マーストリヒト音楽院でエーリッヒ・ペンツェルに師事。1989年バート・ハルツブルク・ナチュラルホルン・コンクールでの優勝の後、ナチュラルホルンの世界的演奏家になることを決意した。現在、傑出した音楽家として知られ、ソリストおよび室内楽奏者としての演奏活動のほか、後進の指導にもあたる。2008年よりオーケストラと合唱団の指揮者としても活躍の場を広げている。
 これまでに、アムステルダム・バロック・オーケストラ、シャンゼリゼ劇場管弦楽団、ベルリン古楽アカデミー、バッハ・コレギウム・ジャパン、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント合唱団等と、また、フランス・ブリュッヘン、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ルネ・ヤーコプス、鈴木秀美等の指揮者と共演している。フライブルク・バロック・オーケストラの首席奏者を務めるほか、18世紀オーケストラのメンバーでもある。また、ピリオド楽器によるナハトムジーク木管六重奏団での活動や、自らシヌエット・アンサンブルを創立するなど、多岐にわたる音楽活動を展開させている。
 録音も数多く、アルテデラルコより「ハイドン:交響曲第49番『受難』/ホルン協奏曲」(鈴木秀美指揮オーケストラ・リベラ・クラシカ)、ハルモニア・ムンディより「ブラームス:ホルン三重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ 第1番/幻想曲集」(ヴァイオリン:イザベル・ファウスト、ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ)、CPOより「フェルディナント・リース:2台のホルンのための協奏曲」(ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミー、第2ホルン:エルヴィン・ヴィーリンガ)等をリリースしており、「J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調」はフランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラおよびヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会と録音を行った。
 ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、日本の各地で演奏活動やマスタークラスを行っている。現在、ハーグ王立音楽院の教授およびアムステルダム音楽院の古楽科主任教授を務める。