ベルチャ弦楽四重奏団 Belcea Quartet

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次回来日

2019年1月~2月

プロフィール

 “この音楽を駆り立てている衝動は、自由への憧れや、自分自身の限界を広げて真実を得ることなど、抑えきれない欲望の中に存在する”。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の録音に際し、そのライナーノーツにベルチャ弦楽四重奏団は自身の音楽哲学をこのように語っている。
 伝統的なことに捉われず、様々な文化的背景に裏打ちされたダイナミックで自由な音楽解釈を持つベルチャ弦楽四重奏団は、1994年、ルーマニアのコリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)、ポーランドのクシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)、その他2人の創設者と共に英国王立音楽大学で結成された。このそれぞれ母国が異なる4人のアンサンブルは、歴史あるカルテットのアルバン・ベルク四重奏団やアマデウス四重奏団に師事する。その後、フランスのアクセル・シャハー(ヴァイオリン)とアントワーヌ・レデルラン(チェロ)が加わり、多様な影響を共通の音楽言語へ調和させていった。
 この多様性がベルチャ四重奏団の幅広いレパートリーを可能にしており、古典派やロマン派の作品を得意とする一方で、多くの現代作品の世界初演を行っている。これまでに、マーク=アンソニー・タネジの「ねじれたバラードとねじれたブルース (Twisted Blues with Twisted Ballad)」(2010)や「挫創 (Contusion)」(2014)のほか、トーマス・ラルヒャーの「明晰夢 (lucid dreams)」(2015)、ペンデレツキの弦楽四重奏曲第4番(2016)などの初演を手掛けており、クラシック音楽における古典派やロマン派の傑出した作品と共に演奏活動を行っている。
 この音楽への自由なアプローチは、主要な弦楽四重奏曲のレパートリーを独特でエレガントかつ洗練された解釈に、絶えず繋がっていく。定期的に、ピョートル・アンデルシェフスキ、ティル・フェルナー、ヴァレンティン・エルベン、アントワン・タメスティ等と共演している。
 ベルチャ弦楽四重奏団は、ベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールの2017/18シーズンにおけるアーティスト・イン・レジデンスとして活躍しており、2010年からはアルテミス弦楽四重奏団と共にウィーン・コンツェルトハウスのレジデンス・アンサンブルを務めている。近年はプロジェクト「ベルチャ・カルテット・トラスト」を立ち上げ、若い弦楽四重奏団に指導を行うほか、時代を牽引する優れた作曲家への委嘱をサポートしている。
 EMIレーベルと長きにわたり専属契約を結び、2001年のデビューCD「ドビュッシー、ラヴェル、デュティユー:弦楽四重奏曲集」でグラモフォン賞を受賞。ブリテンとバルトークの弦楽四重奏曲全集のほか、シューベルト、ブラームス、モーツァルト、ドビュッシー、ラヴェル、デュティユーの作品をリリースした。その後も名盤を数々リリースしており、「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」(2013年、ジグザグ・テリトワール)と「シェーンベルク&ベルク&ヴェーベルン:室内楽曲集」(2015年、アルファ)はエコー・クラシック賞を受賞した。また、「ブラームス:弦楽四重奏曲全集」(2016年、マーキュリー)はディアパソン・ドール賞を受賞し、各誌で絶賛を博した。
 また、2012年5月にウィーン・コンツェルトハウスで開催した「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲演奏会」は、フランスのMezzo TVで放送され、DVDとしてリリースされた。日本においても、クラシカ・ジャパンで完全放送され、絶賛を博した。
 2017/18シーズンは、ロンドンのウィグモア・ホール、ケルン・フィルハーモニー、アムステルダム・ムジークヘボウ、ソウルのロッテ・ホール、パリ・フィルハーモニー、ベルリンのピエール・ブーレーズ・ザール等に登場する。

  コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
  アクセル・シャハー(ヴァイオリン)
  クシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)
  アントワーヌ・レデルラン(チェロ)

コンサート情報

日時・会場 コンサート名・お問い合わせ
2019/1/27(日)
札幌コンサートホール
Kitara(小)
ベルチャ弦楽四重奏団
TEL: 011-520-1234
2019/1/31(木)19:00
京都コンサートホール
アンサンブルホールムラタ
【北山クラシック倶楽部2018】
ベルチャ弦楽四重奏団
パシフィック・コンサート・マネジメント
TEL: 03-3552-3831
京都コンサートホール TEL: 075-711-3231
2019/2/1(金)19:00
紀尾井ホール
クァルテットの饗宴2018 ベルチャ弦楽四重奏団
TEL: 03-3237-0061

ディスコグラフィー

ブリテン
ベルチャ弦楽四重奏団
ブリテン:弦楽四重奏曲 第1番
ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番
ブリテン:弦楽四重奏曲 第3番
ブリテン:弦楽四重奏のために3つのディヴェルティメント

[EMI]
ブラームス
ベルチャ弦楽四重奏団
ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番 op.51-1
ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番 op.111

ベルチャ弦楽四重奏団
トマス・カクシュカ(ヴィオラ)

[EMI]
モーツァルト
ベルチャ弦楽四重奏団
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 K.465「不協和音」
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第20番 K.499「ホフマイスター」

[EMI]
ドビュッシー、デュティユー、ラヴェル
ベルチャ弦楽四重奏団
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
デュティユー:弦楽四重奏曲 "Ainsi la nuit"
ラヴェル:弦楽四重奏曲

[EMI]
フォーレ:やさしき歌
ベルチャ弦楽四重奏団

フォーレ:やさしき歌(テノール、ピアノ、弦楽四重奏による版)
ほか


イアン・ボストリッジ(テノール)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
ベルチャ弦楽四重奏団


[EMI]

シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」
ベルチャ弦楽四重奏団

シューベルト:ピアノ五重奏曲 D667「ます」
ほか


ベルチャ弦楽四重奏団のメンバー
トマス・アデス(ピアノ)
コリン・ロング(コントラバス)


[EMI]

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ベルチャ四重奏団_ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ベートーヴェン:
Disc1
・弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 op.18-6
・弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 op.127
Disc2
・弦楽四重奏曲第2番ト長調 op.18-2 
・弦楽四重奏曲第9番ハ長調 op.59-3『ラズモフスキー第3番』
Disc3
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95『セリオーソ』
・弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 op.131
Disc4
・弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 op.18-1
・弦楽四重奏曲第4番ハ短調 op.18-4
Disc5
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・大フーガ変ロ長調 Op.133
Disc6
・弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
・弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
Disc7
・弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
・弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
Disc8
・弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

[Zig-zag Territoires]
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(2012年ウィーン・ライヴ)DVD
ベルチャ_ベートーヴェン全集(DVD)
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 op.18-1
弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 op.18-2
弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 op.18-3
弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 op.18-4
弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 op.18-5
弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 op.18-6
弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 op.59-1『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 op.59-3『ラズモフスキー第3番』
弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 op.74『ハープ』
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 op.95『セリオーソ』
弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 op.127
弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 op.130『大フーガ付』
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 op.131
弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 op.132
弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 op.135
大フーガ

[Euroarts]
シェーンベルク:浄められた夜、ベルク:抒情組曲、ヴェーベルン:緩徐楽章、5つの楽章
ベルチャ_シェーンベルク&ヴェーベルン
ヴェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章(ラングザマー・ザッツ)
ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章
ベルク:抒情組曲
シェーンベルク:浄められた夜(弦楽六重奏版)

ベルチャ四重奏団
ニコラ・ボーヌ(ヴィオラ)
アントニオ・メネセス(チェロ)

[Alpha]