マルク・アルブレヒト Marc Albrecht

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次回来日

2021年5月

プロフィール

 2011年よりネーデルラント・オペラおよびネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団、ネーデルラント室内管弦楽団の音楽監督を務める。ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、アルブレヒト自身は「コンダクター・オブ・ザ・イヤー2019」を受賞。今後2020年まで契約を延長することが決定しており、その活動が注目されている。
 数々のオペラハウスに客演しており、2013年にはミラノ・スカラ座に《影のない女》(演出:クラウス・グート)でデビューし、2017年には再び《ヘンゼルとグレーテル》を指揮した。これまでに、バイロイト音楽祭で《さまよえるオランダ人》の新演出(2003-2006年)、マドリードのテアトロ・レアルでヤナーチェクの《死者の家から》を指揮した。また、ドレスデン国立歌劇場では《ヴォツェック》や《ファウストの劫罰》のほか、2009年には《エレクトラ》で客演した。バイエルン国立歌劇場では2008年にヘンツェの《バッカスの巫女》(演出:クリストフ・ロイ)を、ロイヤル・オペラ・ハウスでは《さまよえるオランダ人》を指揮。アン・デア・ウィーン劇場には定期的に客演しており、2011年に《ホンブルクの公子》を、2017年に《若い恋人たちへのエレジー》を指揮した。2019年は、ワイマール・シュターツカペレとゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの「Sinfonia di due mondi」を初演し、ネーデルラント・オペラで《ワルキューレ》を指揮。BBCプロムスでも、注目の“Wagner Night”が好評を得た。
 ザルツブルク音楽祭へは2003年のデビューに続き、2010年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルクの《ルル》で再登場した。2001~2004年までベルリン・ドイツ・オペラの首席客演指揮者を務め、その間、メシアンの《アッシジの聖フランチェスコ》やヤナーチェクの《マクロプロス家の事件》などで目覚ましい成功を収めた。2018年にはコルンゴルトの《ヘリアーネの奇蹟》で、長年にわたるこのコンビの新たな時代の幕を開ける。この公演はオペルンヴェルト誌の「リディスカヴァリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、2019年にナクソスよりDVDでリリースされた。チューリッヒ歌劇場では2013年の《タンホイザー》と《兵士たち》(演出:カリスト・ビエイト)に続き、2016年に《魔弾の射手》を指揮した。
 数多くの主要なオーケストラに客演しており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、フランス国立管弦楽団、DR放送交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団等を指揮し、RAI国立交響楽団とローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団には毎シーズン客演している。アメリカでは、セントルイス交響楽団、ダラス交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ヒューストン交響楽団、シアトル交響楽団を指揮している。
 オーケストラのレパートリーでは、近現代の作品を古典的なものと統合することを意図としている。シュトラウス、ブルックナー、マーラーといった交響曲においても、彼の持つ独特なサウンドの透明感や鮮明さが活きている。室内楽の深い理解と彼の持つ現代音楽への才能が相乗されてこのアプローチを可能にし、舞台における熱狂のパフォーマンスへの心からの献身が聴衆を魅了する。
 キャリアの初期の頃はハンブルクとドレスデンの歌劇場で数シーズンを過ごし、ウィーンのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団でクラウディオ・アバドのアシスタントに指名された。1995年よりダルムシュタット歌劇場の音楽監督を6年間務めた後、ベルリン・ドイツ・オペラの首席客演指揮者を4年間務めた。2006年から2011年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督および首席指揮者を務めた。
 ペンタトーンからストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団との録音を数々リリースし、ベルク、コルンゴルト、R.シュトラウスのほか、マーティン・ヘルムヘンと共演したドヴォルザークとシューマンのピアノ協奏曲は、いずれも高評を得た。近年はネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団と録音を行い、『マーラー:大地の歌』、『マーラー:交響曲 第4番』、『ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲 第1番、他』等をリリース。最新盤は、2018年リリースの『R.シュトラウス:「英雄の生涯」&ブルレスケ』。このほか、ネーデルラント・オペラで上映した《エレクトラ》、《ばらの騎士》、フランツ・シュレーカーの《宝捜し》、マンフレート・トロヤーンの《オレスト》のライブ録音が、チャレンジ・クラシックスよりリリースされている。

コンサート情報

日時・会場 コンサート名・お問い合わせ
2021/5/21(金)19:00
2021/5/22(土)14:00
東京芸術劇場
NHK交響楽団
TEL: 03-5793-8161
2021/5/26(水)19:00
2021/5/27(木)19:00
サントリーホール
NHK交響楽団
TEL: 03-5793-8161

ディスコグラフィー

R.シュトラウス:『英雄の生涯』& ブルレスケ
アルブレヒト_Rシュトラウス&ブルレスケ
R.シュトラウス:
 ブルレスケ ニ短調
 交響詩「英雄の生涯」op.40

マルク・アルブレヒト指揮
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
デニス・コジュヒン(ピアノ)

[PENTATONE]
マーラー・ソング・サイクルズ
アルブレヒト_マーラー・ソング・サイクルズ
マーラー:さすらう若者の歌/リュッケルト歌曲集/亡き子をしのぶ歌

アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
マルク・アルブレヒト指揮
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団

[PENTATONE]
ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲 第1番、他
アルブレヒト_ブラームス、シェーンベルク
ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25
シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽 op.34

マルク・アルブレヒト指揮
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団

[PENTATONE]
マーラー:交響曲 第4番
アルブレヒト_マーラー:交響曲第4番
マーラー:交響曲 第4番 ト長調

マルク・アルブレヒト指揮
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)

[PENTATONE]