ペドロ・アルフテル Pedro Halffter

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プロフィール

 1971年、マドリード生まれ。ドイツの名門校シューレ・シュロッス・ザーレムで学び、指揮をカール・エスターライヒャー、ブルーノ・ヴァイル、カルロス・カルマー、イリヤ・ムーシン、フェルディナント・ライトナーの元で研鑽を積む。その後、ウィーン国立音楽大学でレオポルト・ハーガーに師事し、ニューヨークで作曲を学ぶ。2001~2004年ニュルンベルク交響楽団の首席客演指揮者、2002~2003年バイロイト音楽祭ユースオーケストラの客演指揮者、2004~2015年王立セビリア交響楽団の芸術監督を歴任。現在、セビリアのマエストランサ劇場の芸術監督を務めている。
 主要なオーケストラを指揮しており、これまでに、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、ベルリン放送交響楽団、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団のほか、スペインにあるほとんどすべてのオーケストラと共演している。また、ウィーン・ムジークフェライン、ベルリン・コンツェルトハウス、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホール、パリのシャトレ座、マドリードのテアトロ・レアル、モスクワのチャイコフスキー・ホール等に登場している。
 オペラのレパートリーも幅広く、モーツァルトからベルクに加えて、プッチーニやベッリーニ、ヴェルディ等のイタリア・オペラのほか、ワーグナーやツェムリンスキー、ファリャ、ワイルも得意とする。スペインではブゾーニの「ファウスト博士」、R.シュトラウスの「無口な女」等の初演を多数行っている。また、ベルリンのシラー劇場ではR.シュトラウスの「サロメ」のほか、シュレーカーの「はるかな響き」を上演し、高い評価を受けた。作曲家としては、自身の作品がドルトムント・フィルハーモニー、ニューヨークのカーネギー・ホール等で初演されている。
 マドリードのテラトロ・レアルでは、「ドン・キホーテ」、「蝶々夫人」、ファリャの「はかなき人生」、クシュネクの「オルフェオとエウリディーチェ」、エルガーの「ゲロンティアスの夢」をはじめとする数多くの公演を指揮しており、アルファーノの「シラノ・ド・ベルジュラック」ではプラシド・ドミンゴと共演した。またセビリアのマエストランサ劇場では、ワーグナーの「ニーベルングの指環」を4シーズンにわたって上演した。2011年には、ワーナー・クラシックスからリリースした『ドアティ:炎と血』(ヴァイオリン:アレクサンドレ・ダ・コスタ、モントリオール交響楽団)でジュノー賞の「ベスト・クラシカル・ミュージック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。この他にも多数の録音を残し、2013年にはドイツ・グラモフォンから『ヒナステラ:パナンピ op.1、エスタンシア op.8、クレオールの「ファウスト」のための序曲』(グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団)をリリースした。
 近年は、イスラエルでベルクの「ルル」を上演したほか、ヴェルディの「リゴレット」でレオ・ヌッチと共に中国国家大劇院へ登場し、DVDに収録された。バイエルン国立歌劇場ではR.シュトラウスの「無口な女」を指揮し、大成功を収めた。また、ストラスブール、モスクワ、モンテカルロ、サンパウロ、ブリュッセルで公演を行った。
 今後は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、エルサレム交響楽団、ナヴァラ交響楽団等のオーケストラを指揮するほか、マエストランサ劇場で「オテロ」、ビルバオ・オペラ愛好家協会の主催によりエスカルドゥナ・カンファレンス&ミュージックセンターで「マノン・レスコー」を上演する。
 セビリアのハンガリー聖イザベル王立アカデミーの正会員である。