ジェームズ・ジャッド James Judd

James Judd

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プロフィール

 現在、イスラエル交響楽団の音楽監督、テジョン・フィルハーモニック管弦楽団の芸術監督および首席客演指揮者を務めており、2017年よりスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督および首席指揮者に就任する。これまでに、リール国立管弦楽団の首席客演指揮者、フロリダ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督、ニュージーランド交響楽団の音楽監督を歴任した。
 イギリス生まれ。ロンドン・トリニティ・カレッジ・オブ・ミュージックを卒業後、ロリン・マゼールの推薦によりクリーヴランド管弦楽団のアシスタント・コンダクターとなり、国際的な注目を集めた。4年後、クラウディオ・アバドからヨーロッパ・コミュニティ・ユース・オーケストラの副音楽監督に任命され、現在は名誉芸術監督を務める。
 これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、プラハ交響楽団、フランス国立管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、フランドル放送管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団等を指揮し、ザルツブルク・モーツァルテウムやウィーン・ムジークフェラインをはじめとするヨーロッパ屈指のコンサートホールに登場する。アジアではソウル・フィルハーモニー管弦楽団を定期的に指揮するほか、アジア・ユース・オーケストラなどのユース・オーケストラにも多数招かれている。日本ではNHK交響楽団、東京都交響楽団、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団を指揮している。
 ニュージーランド交響楽団では1999~2007年の間、当団において初となる音楽監督を務め、コープランド、バーンスタイン、ヴォーン・ウィリアムズ、ガーシュイン等の録音は高く評価された。2000年シドニーオリンピック芸術祭、2003年オークランド国際芸術祭と大阪国際フェスティバルへの参加や、キリ・テ・カナワをソリストに迎えたミレニアムコンサートの放映等を通じて、ニュージーランド交響楽団の国際的な知名度を一気に上げた。また、創団以来初となるヨーロッパの主要なコンサートホールへのツアーを実現させ、2005年BBCプロムスへのデビューとアムステルダム・コンセルトヘボウへの登場は特に大きな成功を収めた。現在は名誉音楽監督の職にある。
 オペラでは、イングリッシュ・ナショナル・オペラで「イル・トロヴァトーレ」、「椿姫」、「セビリアの理髪師」、「リゴレット」、「フィガロの結婚」を指揮し、グラインドボーン音楽祭ではロッシーニの「チェネレントラ」を指揮した。アメリカでは、1988年フロリダ・グランド・オペラでの「ドン・ジョヴァンニ」でオペラ・デビューを果たし、1993~1996年に同オペラの芸術監督を務めた。
 ハルモニア・ムンディから、フロリダ・フィルハーモニー管弦楽団との「オール・ウォルトン・プログラム」および「マーラー:交響曲第1番」をリリースし、国際的に高い評価を受ける。特にマーラーのCDは、アメリカの『ステレオファイル』誌で「今月の一枚」に選ばれ、フランスの『ディアパソン』誌で金賞を、ザルツブルク音楽祭ではグスタフ・マーラー協会からその年の最も優れたマーラーの新録音に贈られる「トブラッハの作曲小屋賞」を受賞した。また、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団との「マーラー:交響曲第9番」と、ヨーロッパ・コミュニティ・ユース管弦楽団との「マーラー:交響曲第10番」のライブレコーディングは国際的に絶賛され、ハレ管弦楽団との「エルガー:交響曲第1番」も高評を得る。
 ヨーロッパ室内管弦楽団の共同創設者であり、アメリカ、アジア、ヨーロッパへのツアーを行った。南北アメリカ大陸にも頻繁に客演しており、これまでに、セントルイス、モントリオール、ボルティモア、シンシナティ、ピッツバーグ、ダラス、シアトル、インディアナポリス、ユタ、リオ・デ・ジャネイロ、サンパウロのオーケストラを指揮している。