カール=ハインツ・シュッツ Karl-Heinz Schütz

Karl-Heinz Schütz(1)_Armin Plankensteiner

次回来日

2017年6月

プロフィール

 オーストリアのインスブルックに生まれ、チロル州のランデックで育つ。オーストリアのフォアアールベルク州立音楽院でエーファ・アムスラーに、リヨン国立高等音楽院でフィリップ・ベルノルドに師事したほか、スイスでオーレル・ニコレからも教えを受ける。また、室内楽をオーボエ奏者のジャン=ルイ・カペザリに師事した。
 1998年カール・ニールセン国際フルート・コンクール、および1999年クラクフ国際フルート・コンクールで優勝。2000~2004年、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務め、その傍ら、フォアアールベルク州立音楽院で教鞭を執った。2005~2011年には、ウィーン交響楽団の首席フルート奏者を務めた。その後、ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・フルート奏者に就任し、現在、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学フルート科の教授も務めている。
 客演奏者として多くのオーケストラと共演しており、これまでに、スイス・ロマンド管弦楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ケルンWDR交響楽団、hr交響楽団、リヨン・オペラ座、バイロイト祝祭管弦楽団に客演するほか、日本では、2005年「愛・地球博」のスーパー・ワールド・オーケストラに登場した。ソリストとしては、ウィーン交響楽団、ウィーン・コンツェルト・フェライン、ウィーン・クラシック・プレイヤーズ、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、バルセロナ交響楽団、オーデンセ交響楽団、タラゴナのカメラータ21(スペイン)、コンセルティーノ・ウィーン、カペラ・クラコヴィエンシス、NHK交響楽団等と協奏曲を共演。特に、ウィーン交響楽団とは、2008年にヤコフ・クライツベルク指揮でモーツァルトの協奏曲第2番を、2010年にはミラン・トルコヴィッチ指揮でイベールの協奏曲を共演し、好評を博す。また、2012年7月のPMFでは、ファビオ・ルイージ指揮札幌交響楽団とモーツァルトの協奏曲第1番を共演した。
 2014年11月には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会で、ダニエル・バレンボイムの指揮のもと、ブーレーズの『メモリアル(…固定された爆発… オリジナル)』でソリストを務め、大絶賛された。
 オーケストラの首席フルート奏者として、ジョルジュ・プレートル、ピエール・ブーレーズ、イヴァン・フィッシャー、ロリン・マゼール、ケント・ナガノ、ユッカ=ペッカ・サラステ、ヤコフ・クライツベルク、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ユーリ・シモノフ、ウラディーミル・フェドセーエフ、ファビオ・ルイージ、フランツ・ウェルザー=メスト、ウォルフガング・サヴァリッシュ等、世界の優れた指揮者たちと共演の機会を持っている。
 ソリストおよび室内楽奏者として、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカの各国で数多くの重要な音楽祭に参加しており、ウィーン・リング・アンサンブルや、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのメンバーとしても活躍している。また、国際的な講習会やマスタークラス等にも客演教授として定期的に招かれており、韓国、ニース、リヒテンシュタイン、ブルーデンツ、ブレゲンツ音楽祭、フィス等の各アカデミーや、日本の札幌で開催されるPMFにも教授陣の一人として招聘されている。
 様々な形の室内楽に参加してきたことで、彼のレパートリーは拡大し、古典作品から前衛作品まで広範囲に及ぶ。彼はドリアン・コンソルト、およびドレミス・アンサンブル・ウィーンのメンバーである。
 レコーディングにも数多く参加しており、CDは、ドビュッシーからブーレーズまでのフルート作品集、W.F.バッハのフルート・デュエット集、ブランデンブルク協奏曲第4番、タファネルのオペラ・パラフレーズのほか、最近ではカメラータより「ブラームス:フルート・ソナタ op.120」、「プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 op.94、他」、「モーツァルト:フルート四重奏曲集」、「カール=ハインツ・シュッツ plays バッハ・ソロ」をリリースしている。

コンサート情報

日時・会場 コンサート名・お問い合わせ
2017/6/11(日)15:00
みつなかホール(兵庫)
2017/6/14(水)19:00
NHKホール
TEL: 03-5793-8161
2017/6/15(木)15:00
ミューザ川崎
シンフォニーホール
TEL: 03-5793-8161
2017/6/17(土)15:00
サントミューゼ
上田市交流文化芸術センター
NHK交響楽団
TEL:0268-27-2000
2017/6/18(日)16:00
豊川市文化会館
NHK交響楽団
豊川商工会議所 TEL:0533-86-4101
2017/6/20(火)18:45
東京文化会館小ホール
日本モーツァルト協会 TEL: 03-5467-0626
2017/6/23(金)19:00
碧南市芸術文化ホール
エメラルドホール
2017/6/24(土)14:00
佐倉市民音楽ホール

ディスコグラフィー

バッハ・ソロ
シュッツ_バッハ・ソロ
J.S.バッハ:組曲 第1番 ト長調 BWV1007(原曲:無伴奏チェロ)、フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033、無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013、組曲 第2番 ニ短調 BWV1008(原曲:無伴奏チェロ)
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132/H.562

[CAMERATA]
モーツァルト:フルート四重奏曲集
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モーツァルト:
フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K285、第2番 ト長調 K285a、第3番 ハ長調 KAnh.171(285b)、第4番 イ長調 K298、ヘ長調 K370(368b)(原曲:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370(368b))

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
アルベナ・ダナイローヴァ(ヴァイオリン)
トビアス・リー(ヴィオラ)
タマーシュ・ヴァルガ(チェロ)

[CAMERATA]
プロコフィエフ、ヒンデミット、ラウバー、マルタン
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プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 op.94
ヒンデミット:フルート・ソナタ
ラウバー:グランド・ソナタ 嬰ハ短調 op.53
マルタン:フルートとピアノのためのバラード

カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
赤堀絵里子(ピアノ)

[CAMERATA]
ブラームス:フルート・ソナタ 作品120(原曲:クラリネット・ソナタ 作品120)
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ブラームス(編曲:K=H.シュッツ):フルート・ソナタ 第2番 変ホ長調 op.120-2
ゴベール:2つのスケッチ第1番「平原の夕暮れ」、第2番「オリエンタル」
サン=サーンス:歌劇「アスカニオ」のバレエ音楽より「プシュケの前に現れたアモル」、「アモルとプシュケの踊り」、「アモルのヴァリアシオン」
ブラームス(編曲:K=H.シュッツ):フルート・ソナタ 第1番 へ短調 op.120-1

カール・ハインツ=シュッツ(フルート)
赤堀絵里子(ピアノ)

[CAMERATA]