ルートヴィヒ・クヴァント Ludwig Quandt

ルートヴィヒ・クヴァント Ludwig Quandt

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プロフィール

 1961年、ドイツ・ウルム生れ。音楽家の両親のもとで育ち、6歳からチェロを始める。1978年より、フルトヴェングラー時代(1935-45年)のベルリン・フィル名チェリストであったアルトゥール・トレスターの最後の生徒として、リューベック音楽大学で研鑽を積む。1985年にディプロマを取得し、1987年に卒業。ボリス・ペルガメンシコフ、ザラ・ネルソヴァ、モーリス・ジャンドロン、ヴォルフガンク・ベッチャー、ジークフリート・パルムらのマスタークラスを受講。ドイツの「コンサーツ・バイ・ヤング・アーティスツ」に2度選出される。
 1990年ARDミュンヘン国際音楽コンクール入賞、1993年クレモナの“ロベルト・カルアーナ”国際チェロ・コンクール優勝。1991年にベルリン・フィルへ入団し、1993年より第1ソロ・チェリストを務める。1996年にはクラウディオ・アバドのタクトでショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番を共演し、ベルリン・フィルでのソリスト・デビューを飾り、以降数々の公演でソリストを務めている。また、ソロや室内楽で国際的に活躍し、ベルリン・フィルによる複数のアンサンブルでもメンバーとして演奏活動を行っている。
 趣味は、天文学とトンボの研究のほか、散歩、自転車、カヤックと多彩だが、何よりも子供たちと過ごす時間を大切にしている。
 使用楽器は、1675年製クレモナのフランチェスコ・ルジェッリ(ドイツ銀行より貸与)。

ディスコグラフィー

無伴奏チェロ作品集
ルートヴィヒ・クヴァント
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ 
クルターク:サイン1 
クルターク:影 
クルターク:クロー・ジェルジー・イン・メモリアム 
クルターク:影 
クルターク:サイン2 
クルターク:ピリンスキー・ヤーノシュ:ジェラール・ド・ネルヴァル 
コダーイ:チェロ・ソナタ ヘ短調 
ローザ:無伴奏チェロのためのトッカータ・カプリチョーザ  

[Campanella Musica]