アナスタシア・チェボタリョーワ Anastasia Chebotareva
ウクライナのオデッサに生れる。5歳からヴァイオリンを始め、8歳の時、著名なヴァイオリン教授であるイリーナ・ボチコーワにその天分を見出されて、音楽の道を歩むこととなる。モスクワ中央音楽学校からモスクワ音楽院に進み、1999年同院の修士課程を卒業。伝統あるロシアン・メソッドの正統な継承者である。
1989年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞、1992年ユベントス国際音楽祭入賞、また同年ルドルフォ・リピツァー国際コンクールに優勝し、すべての特別賞も併せて獲得する。1994年、第10回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門で最高位を獲得。以来、国内はもとより、世界各地で演奏活動を始める。
アナスタシアは、世界的な指揮者と国際的な交響楽団、室内管弦楽団と共演している。すなわち、フェドセーエフ指揮チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)、テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー、フルネ指揮ウィーン室内管弦楽団、ボストン交響楽団、また日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー、大阪センチュリー交響楽団、大阪シンフォニカー、大阪フィルハーモニー、広島交響楽団、九州交響楽団、名古屋フィルハーモニー、京都市交響楽団、札幌交響楽団、アンサンブル金沢などである。
リサイタルでは、ロイヤル・アルバートホール(ロンドン)、ベートーヴェンホール(ベルリン)、ウィーン・コンツェルトハウス、ブルックナーハウス(オーストリア)メガロホール(アテネ)、ソウル・アートセンターホール(ソウル)メルボルン・ブラックウッドホール(メルボルン)、ヴェルディホール(ミラノ)、サントリーホール、ザ・シンフォニーホール、モスクワ音楽院大ホール、サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーホール、クレムリン宮殿のサンクト・ゲオルギーホールなどに登場。
CD/DVDは、キングレコードから「カルメン幻想曲~ヴァイオリン小品集」「モスクワの想い出~ロシア・ヴァイオリン名曲集」「情熱のアンダルーサ~スペイン・ヴィルトゥオーゾ名曲集」「ポートレート・ド・ファンタジー~フランス・ヴァイオリン名曲集」「チャイコフスキー/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲」「花のワルツ~ロシア・ヴァイオリン曲集」DVD「アナスタシア・ヴァイオリン・ベスト」などがある。
その他のレコーディングでは、ロシアのテレビ、ラジオ放送に登場、海外でもイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、スペイン、日本、南アフリカ、オーストリア、アメリカなどでも出演。日本では、NHK月曜ドラマ「緋色の記憶」(2003年)のテーマ曲を演奏。フジテレビ開局45周年記念ドラマ「海峡を渡るバイオリン」にヴァイオリニスト役で出演。
1999年からモスクワ音楽院のアシスタント・プロフェッサー。また、くらしき作陽音楽大学の特任教授を2000から2007年まで務める。
レパートリーは、40曲にのぼる協奏曲をはじめ、バロックから現代に至る数多くの独奏曲を網羅している。
「アナスタシアは、驚くほど美しい音色と完璧なテクニックで傑出している。これは、才能であり、深い感性と思考を持つ輝かしく個性豊かな音楽家である」(ヴィクトル・トレチャコフ)
「アナスタシアの演奏は、詩情豊かで、繊細な芸術的感性に満ち、きらめく技巧と輝かしい感性がある」(ユーリ・バシュメット)
2004年、ロシア連邦功労芸術家の称号を授与される。
| 日時・会場 | コンサート名・お問い合わせ・備考 |
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サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン op.20
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:ハバネラ op.83
クライスラー:愛の悲しみ
クライスラー:愛の喜び
ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25
アレクサンドル・アニシモフ指揮
ロシア・シンフォニー・オーケストラ
[キングレコード]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
アレクサンドル・アニシモフ指揮(チャイコフスキー)
ユーリー・トカチェンコ指揮(メンデルスゾーン)
ロシア・シンフォニー・オーケストラ
[キングレコード]