次回の来日
2012年9月
プロフィール
スイスの著名な音楽一家に生まれる。祖父フォルクマール・アンドレーエは、チューリヒ・トーンハレの指揮者として活躍。ウィーン・フィルやウィーン交響楽団を振り、同時代の作曲家、ラヴェル、マーラー、リヒャルト・シュトラウスを積極的に紹介した。このような家庭環境のもと、地元のチューリヒ音楽大学に学ぶ。その後、パリで、ナディア・ブーランジェに師事し、ローマとシエナでは、フランコ・フェラーラに師事する。1966年、「ルドルフ・ケンぺとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団主催指揮者コンクール」で、優勝を果たす。その後1968年、フィレンツェのAIDEM作曲コンクールにも優勝する。
1969年~91年、ルガーノにあるスイス・イタリア放送交響楽団音楽監督を務める。
1990年~93年、ムーティもかつて振ったことのあるミラノの名門、アンジェリクム室内管弦楽団芸術監督を務める。その後、ドイツ、ゲッティンゲン交響楽団正指揮者に就任する。また自ら、イタリア・スブリア交響楽団を設立する。
これまでに、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク・フィルハーモ二―管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、WDR交響楽団(ケルン放送交響楽団)、HR交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)、バンベルク交響楽団、プラハ交響楽団、ウィーン交響楽団、フランス国立管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団、イタリア国立放送交響楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、バーゼル交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団を指揮する。またオペラでは、ドイツ、オーストリア古典派作品、ロマン派作品を指揮し、ロッシーニやドニゼッティの作品にも、精通している。
マルク・アンドレーエは、ザルツブルク、ウィーン、ベルリン、パリ、ミラノ、ルツェルン、フィレェンツェ、ルガーノ等の著名音楽祭にしばしば登場している。1996年には、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と、1998年には、ハレ管弦楽団とイタリア・ツアーを行う。これまでに、50枚以上のCD、DVD等をリリースしており、2度に亘り、グランプリを獲得した。1978年には、パウル・ヒンデミットの後継者として、イタリア・アントン・ブルックナー協会名誉会員に選出された。
1999年、ベルリン・フィルの総裁、メイヤー・シュールコフの推薦で、UBS銀行文化財団より、指揮者としての功績を称える名誉賞を受賞する。さらに、2005年には、オフィシエの称号を授かる。
彼は、グラス、フェルドマン、ホリガー、ブソッティ等々の新作の世界初演も数々行っている。また彼は、シューマン、リスト、チャイコフスキー、ウェーバー、ロッシーニ、ドニゼッティの作品を発掘し、編纂している。とりわけ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と入れたシューマンのト短調の交響曲(世界初録音)は、ディスク・グランプリを獲得した。