ミハイル・シモニアン Mikhail Simonyan
ミハイル・シモニアンは、現在22歳、既に彼の世代のもっとも才能ある一人と認められている。ロシア人とアルメニア人の両親のもと、シベリアのノヴォシビルスク(名ヴァイオリニスト、ワディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲロフの故郷)に生まれ、5歳からヴァイオリンを習う。1999年、13歳の時、リンカーン・センターで米露ユース・アーティスト・オーケストラ(ARYO)とニューヨーク・デビュー、またサンクト・ペテルブルクのマリンスキー(キーロフ)劇場で、ARYOとマリンスキー・ユース・オーケストラの合同演奏会でシマノフスキーの協奏曲第1番でデビューする。2001年のケネディ・センター35周年記念コンサートで、レナード・スラットキンと共演、その後、2002年にスラットキン指揮ナショナル交響楽団と本格的デビューを果たす。
以来、ロシア国立交響楽団、キーロフ管弦楽団、モスクワ室内管弦楽団、クレムリン室内オーケストラ、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、ノヴォシビルスク・フィルハーモニー、モスクワ・ヴィルトゥーゾ合奏団などと共演、指揮者では、ヴァレリー・ゲルギエフ、ミハイル・プレトニョフ、コンスタンティン・オルベリアン、ウラディーミル・スピヴァコフ、アーノルド・カッツ、クリスティアン・ヤルヴィ、レオン・ボトシュタイン、故ユーディ・メニューイン等と共演する。
ゲルギエフ指揮キーロフ管弦楽団のアメリカ演奏旅行に帯同、クリスティアン・ヤルヴィ指揮ロシア国立交響楽団とのレコーディング(シベリウス)、プレトニョフ指揮で「プラハの春」にデビュー、モスクワ国立交響楽団とヨーロッパ、中国の演奏旅行、アジア、米国でのリサイタルと活躍。
2004年、3年間のカーティス音楽院留学から母国ロシアへ戻り、出演依頼が相次ぐ。マリンスキー劇場でゲルギエフ指揮キーロフ管弦楽団とラロのスペイン交響曲でデビュー。同年、ゲルギエフ指揮ピッツバーグ交響楽団の定期でチャイコフスキーの協奏曲を共演。オルベリアン指揮ノヴォシビルスク・フィルとモスクワ音楽院大ホール、サンクト・ペテルブルク音楽院で共演。ロシア国立交響楽団とのコンサートの後で、モスクワ・タイムズ紙は「・・・彼は、ノヴォシビルスク仲間のヴェンゲロフ、レーピンと同じスーパースターになるべく、運命づけられているようだ」と評する。
シモニアンは、ペテルブルクでの全ロシア音楽コンクールで優勝、シベリア・ヴァイオリン・コンクール第1位、ニューヨークのサロン・ド・ヴィルティオーゾ賞を受賞。また2000年度ペテルブルク・ヴィルティオーゾ賞、ユーディ・メニューイン財団賞を獲得。2003年国立アカデミーから演奏芸術の業績を評価され表彰される。
2004~05年のシーズンには、ウィーンのムジークフェラインザールにK.ヤルヴィ指揮ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団と登場し、アメリカでは、ケネディ・センターをはじめ各地でリサイタルまたオーケストラとの共演を果たす。2005年、彼の存在はロシアでも大いに注目を浴び、プーチン大統領にクレムリン宮殿に招かれ、ロシアの最も将来を期待される一人と認められる。2005年9月、モスクワ国立交響楽団とモスクワ市制誕生記念日に、<赤の広場>で演奏した。
2008年には、ウィグモアホールに初登場するほか、ベルリン・フィルハーモニーでもリサイタルを行う。チリのサンチャゴ市歌劇場でブルッフの協奏曲、ウルグアイのモンテビデオでメンデルスゾーンの協奏曲を、ミラノでピアソラの「四季」をヴュルテンベルク室内オーケストラと演奏する。
2009年には、ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲をK.ヤルヴィ指揮トーンキュンストラー管弦楽団とムジークフェラインザールで共演、その他スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、マイケル・ティルソン・トーマス指揮ニュー・ワールド交響楽団と共演する。さらに、マリナー指揮NHK交響楽団、ブルゴス指揮ドレスデン・フィルと共演することになっている。
CDでは、シベリウスの協奏曲を初めとする作品をK.ヤルヴィ指揮ロシア国立交響楽団とデロス(Delos)レーベルに録音し、また最新CDでは、グラミー賞獲得のプロデューサー、アダム・アベスハウスと組んで録音したプロコフィエフのソナタがある。現在、アメリカでヴィクター・ダンチェンコに師事してフィラデルフィアに住む。
| 日時・会場 | コンサート名・お問い合わせ・備考 |
|---|---|
| 2012年12月16日(日)14:00開演 川崎市教育文化会館 |
東京交響楽団 (指揮:大友直人) ◇モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」 TOKYO SYMPHONY チケットセンター TEL: 044-520-1511 |
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
ミハイル・シモニアン(ヴァイオリン)
アレクセイ・ポドコリトフ(ピアノ)
[Delos]