イリア・グリンゴルツ Ilya Gringolts
ロシアのサンクトぺテルブルク生まれ。5歳の時からヴァイオリンを手にした彼は、1990年から、サンクトぺテルブルク音楽院付属音楽教室でヴァイオリンをタチアナ・リべロヴァに、作曲をジョアンナ・メタリディに学ぶ。11歳のとき、ヴィヴァルディの「四季」を演奏して、デビューを果たす。97年ポーランドのリピンスキ・ヴィエニャフスキ・コンクールのジュニア部門第1位。その後、98年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにて、弱冠16歳で優勝を飾り、一躍その名が世界に知れ渡った。同時に「最年少優勝賞」と「カプリース最優秀演奏賞」を併せて受賞する。99年ジュリアード音楽院に留学、イツァーク・パールマンとドロシー・ディレイに師事する。
2001年、ロスアンジェルス・フィルハーモニーと北米ツアーを行う。その後、バレンボイム指揮シカゴ交響楽団、メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー、マズアおよびロストロポーヴィチ指揮UBSヴェルビエ管弦楽団、アバド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラ、パールマン指揮ロンドン・フィルハーモニー、テミルカーノフ指揮サンクトぺテルブルク・フィルハーモニー、ベルティーニ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、ぺトレンコ指揮北ドイツ放送交響楽団、ノリントン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、モスクワ交響楽団、ウィーン放送交響楽団、BBC交響楽団、バーミンガム市立交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー、ミネソタ交響楽団、デトロイト交響楽団、ニュージーランド交響楽団、ストラスブール・フィルハーモニー、スウェーデン・エーテボリ交響楽団、スウェーデン室内管弦楽団、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー、ラハティ交響楽団、ワシントン・ナショナル管弦楽団、ロッテルダム・フィル、ハノーファー北ドイツ・フィルハーモニー、メルボルン交響楽団等と共演する。
リサイタルでは、定期的にBBCに登場するほか、パリのルーブル、ブリュッセルのパレ・デ・ボーザール、ロンドンのウィグモアホールなど由緒あるホールで演奏している。彼はまた、数々の国際音楽祭に招待され、バシュメット、レヴァイン、シャハム、カーシュバウム、アックス、アンスネス、レーピンなど一流の演奏家と室内楽を演奏している。
CD録音は、BISより、パガニーニの協奏曲第1番やソロ・アルバム等数枚の名盤をリリースしたのち、名門ドイツ・グラモフォンより、パールマン指揮イスラエル・フィルとの「チャイコフスキー&ショスタコーヴィチ第1番協奏曲集」、「バッハ:無伴奏曲集」、ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団との「プロコフィエフ第1番&シベリウス協奏曲」、アバド指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラと「ベートーヴェンのトリプル・コンチェルト」を録音するなど、ますます意欲的な音楽活動を展開している。
最近では、ハイペリオンよりエルンストのヴァイオリン曲集、タネーエフおよびアレンスキーのヴァイオリン協奏曲集をリリースする。また、英国王立スコットランド音楽院で後進の指導にもあたっている。
| 日時・会場 | コンサート名・お問い合わせ・備考 |
|---|
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 op.105
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 op.121
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 woO.27
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
ペーター・ラウル(ピアノ)
[Onyx]
エルンスト:ロッシーニの『オテロ』のアリアによる幻想曲 op.11
エルンスト:6つの多声的練習曲
エルンスト:エレジー op.10
エルンスト:シューベルトの『魔王』による大奇想曲 op.26
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
アシュリー・ウェイス(ピアノ)
[Hyperion]
バッハ:無伴奏パルティータ 第1番
バッハ:無伴奏ソナタ 第2番
バッハ:無伴奏パルティータ 第3番
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番より サラバンド(ヴァイオリン版)
[Grammophon]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
イツァーク・パールマン指揮
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
[Grammophon]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
シベリウス:ユモレスク op.89 より
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エーテボリ交響楽団
[Grammophon]
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.54
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 op.28
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュ交響楽団
[Hyperion]
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.31-1
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番、第6番
グリンゴルツ:「ソナタ・バッキアーナ」
シュニトケ:「ア・パガニーニ」
[BIS]
ベリオ:2つのヴァイオリンのための34の二重奏曲
デニソフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ブロフ(ヴァイオリン)
[BIS]
ヴィエニャフスキ:2つのヴァイオリンのためのエチュード・カプリス op.18
デルフィン・アラード:華麗な二重奏曲 op.27 No.3
モシュコフスキ:2つのヴァイオリンとピアノのための組曲 op.71
イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ブロフ(ヴァイオリン)
[BIS]
パガニーニ:パイジェルロの「水車屋の娘」より「うつろな心」による序奏と変奏曲 op.38
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第2番より 第3楽章 ロンド「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリンとピアノ編)
パガニーニ:カンタービレ op.17(ヴァイオリンと管弦楽編)
パガニーニ:ロッシーニ「エジプトのモーゼ」より「星の輝く王座から」による序奏と変奏曲 ヘ短調
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
オスモ・ヴァンスカ指揮
ラハティ交響楽団
[BIS]