フョードル・ルディン Fedor Rudin

Fedor Rudin

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プロフィール

 2019年9月、ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任し、一躍話題となる。2018年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位、2014年エネスク国際ヴァイオリン・コンクールで第2位に輝く。同世代のアーティストの中でも、とりわけ多様な才能を併せ持つ稀有なヴァイオリニストの一人である。2019年イヴリー・ギトリス賞を受賞。最新アルバム『Reflets』がインターナショナル・クラシカル・ミュージック・アワーズにノミネートされた。
 近年のハイライトは、カーネギーホールのスターン・オーディトリウム、ベルリン・コンツェルトハウス、パリ・フィルハーモニー、ウィーン・ムジークフェライン、チューリッヒ・トーンハレといった名だたるホールへソロ・デビューを果たしたことである。これまでに、バーゼル交響楽団、パリ・バスティーユ管弦楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、パリ室内管弦楽団、モントリオール交響楽団、ケープタウン・フィルハーモニー管弦楽団等のオーケストラと、マキシム・ヴェンゲーロフ、ダレル・アン、クリストフ・ポッペン、コンラート・ファン・アルフェン、イサーク・カラブチェフスキー、ダニエル・ボイコ、ベンジャミン・レヴィ、アーニャ・ビールマイアー等の指揮者と共演している。
 室内楽では、フラトレス・トリオの結成時からのメンバーとしても活動し、ヴァイオリン&サックス&ピアノという独自の編成が「クラシック音楽のニュージェネレーション」と脚光を浴びている。このアンサンブルでは、2013年イルザック国際室内楽コンクールで第2位を獲得、2015年FNAPECヨーロッパ室内楽コンクールで入賞している。ドフォンテーヌやミヨー、ピアソラなどの室内楽曲を収録したアルバム『夢の色』がピッツィカート誌のスーパーソニック賞を受賞した。このほか、フランソワ・デュモン、イタマール・ゴラン、ボリス・クスネツォフ、イゴール・レヴィ、ヴァディム・ホロデンコ、フローリアン・ノアック等と共演し、ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ピエトラサンタ音楽祭、クラン=モンタナ・クラシックス、アルテネトラ音楽祭等にも出演している。
 オペラや交響曲のレパートリーにも注力し、指揮者としての活動も展開させている。弱冠20歳でジョージア国立フィルハーモニー管弦楽団の2012/13シーズンにおける客演指揮者を務め、これまでに、リオ・デ・ジャネイロのペトロブラス交響楽団、モスクワ現代音楽アンサンブル、リヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団、シュチェチン歌劇場管弦楽団、オルケスタ・レイノ・デ・アラゴン等を指揮している。ウィーン国立音楽大学でシメオン・ピロンコフに師事し、指揮のディプロマを取得した。
 1992年モスクワで生まれ、パリで育つ。著名なロシア人アバンギャルド作曲家のエディソン・デニソフを祖父に持つ。ケルン音楽学校でザハール・ブロンに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でピエール・アモイヤルに師事。現在、グラーツ音楽大学大学院でボリス・クシュナーのもと更なる研鑽を積んでいる。
 使用楽器は、1779年にクレモナで製作されたロレンツォ・ストリオーニ(ドイツ音楽生活財団貸与)。