粟辻 聡 So Awatsuji

粟辻聡

プロフィール

 2015年、第6回ロブロ・フォン・マタチッチ国際指揮者コンクールで第2位を受賞し、一躍注目を浴びる。2011年、京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻を首席で卒業し、音楽学部賞並びに京都音楽協会賞を受賞。その後、オーストリア国立グラーツ芸術大学大学院オーケストラ指揮科、スイス国立チューリッヒ芸術大学大学院指揮科を首席で卒業。在学中には、数々のオペラ公演やオーケストラ公演を指揮した。
 これまでに、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団、マケドニア・フィルハーモニー管弦楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、フラデッツ・クラローヴェ・フィルハーモニー管弦楽団、ムジークコレギウム・ヴィンタートゥール、バート・ライヒェンハル・フィルハーモニー管弦楽団、聖クリストファー室内合奏団、ルーセ・フィルハーモニー管弦楽団、オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、山形交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、オーケストラ・ジャパン等を指揮している。オペラの分野では、2019年に神戸文化ホールでのオペラde神戸にて「ラ・ボエーム」を指揮し好評を博す。
 これまでに指揮を、秋山和慶、尾高忠明、増井信貴、谷野里香、マルティン・ジークハルト、ヨハネス・シュレーフリの各氏に、オペラ指揮法をウォルフガング・ボジチ氏に師事。指揮講習会においてベルナルト・ハイティンク、デイヴィッド・ジンマン、エサ=ペッカ・サロネン、アンドリス・ポーガ、鄭致溶、井上道義、湯浅勇治、飯森範親、沼尻竜典、下野竜也の各氏から指導を受ける。
 ムジカA国際音楽協会会員、公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽奨学生、2012年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション音楽奨学生。第28回京都芸術祭音楽部門亀岡市長賞受賞。
 奈良フィルハーモニー管弦楽団正指揮者、奈良フィルハーモニー混声合唱団指揮者、京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻非常勤講師、大阪音楽大学非常勤講師。