唐津 健 Ken Karatsu

唐津 健 Ken Karatsu

プロフィール

4歳からピアノを、9歳からチェロを始め、安田謙一郎、松波恵子、毛利伯郎の各氏に師事。
1990年、桐朋学園高校音楽科を卒業後、英国王立音楽大学を首席で卒業。在学中、ジャクリーヌ・デュ・プレを育てた名教授、ウイリアム・プリース、アマリリス・フレミングらに師事し、最優秀の生徒に与えられるバリーマニロープライズをはじめ数々の賞を受賞。ミュリエル・テイラー・チェロコンクール第2位入賞。ウインチェスター大聖堂に於いてソロ・リサイタルを開催するなど、ヨーロッパ各地でリサイタルを行う。1991・92年、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)に参加。その後、文化庁芸術家在外研修員として渡米し、ニューイングランド音楽院修士課程を名誉賞付きで修了。1998年カザルスホールに於いて、日本デビューリサイタルを開催し、その模様はCSスカパーのスーパークラシックTVにて放映され「精巧なテクニックを持ち、甘美な表情だけではなく、自身の心の内を素直に聞き手に伝えることの出来る稀有なチェリスト」と各誌で絶賛された。その後も、王子ホール、津田ホール、トッパンホールなど主要ホールでのリサイタルをはじめ、NHK-FM「名曲リサイタル」、中央FM等のラジオ、NHK-BSなどにも多数出演。2002年より(財)地域創造の公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとしても活動し、室内楽では蓼科高原音楽祭、軽井沢国際音楽祭、米アスペン音楽祭などに招かれ、竹澤恭子、小林美恵、漆原啓子、仲道郁代、清水和音、野平一郎、横川晴児など国内外のトップアーティストと共演を重ねている。また松実健太、鷲宮美幸とオメガ・トリオを結成し、全国でコンサートを行っている。2007年秋には、日本初録音となる「ブリッジ、バーバー:チェロ・ソナタ」をリリース。「レコード芸術」で準特選盤に選ばれ「音楽現代」誌などでも高く評価された。現在、各地の音楽祭などで後進の指導にもあたっている他、桐朋学園大学音楽部門同窓会評議員も務める。使用のチェロは1690年代作製のジョセフ・ガルネリ。
 
唐津健 オフィシャルサイト

ディスコグラフィー

ブリッジ、バーバー:チェロ・ソナタ
唐津健 「ブリッジ、バーバー:チェロ・ソナタ」

1. ブリッジ:チェロ・ソナタ
2. バーバー:チェロ・ソナタ
3. エルガー:愛の挨拶
4. フォーレ:エレジー
5. サン=サーンス:白鳥
6. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
7. カザルス:鳥の歌

ピアノ:鷲宮 美幸

[アウローラ・クラシカル]