深井 碩章 Hirofumi Fukai
プロフィール
鰐淵賢舟、村上信吾、鷲見三郎、J.イスナール、江藤俊哉の各氏に師事。1964年、日本音楽コンクール第2位(ヴァイオリン部門)。桐朋学園大学卒業後、ジュリアード音楽院に入学し、I.ガラミアン教授に師事。
1967年スイスで、巨匠ヨゼフ・シゲティに師事。同氏の教えを請う内に、ヴィオラに転向する決意を固め、スイス・バーゼル音楽院にヴィオラ奏者として入学。同音楽院にて、ヴィオラのソロ・ディプロマを受け、バルトークのヴィオラ協奏曲でデビューを飾る。同年、スイス・ベルン交響楽団にヴィオラの首席奏者として入団。1970年ハンブルク国立フィルハーモニー(国立歌劇場管弦楽団)に入団し、1988年まで首席奏者となる。この間、クラウス・テンシュテット、シャルル・デュトワ、ホルスト・シュタイン、ヴォルフガング・サヴァリッシュ等の指揮者とヨーロッパ各地の主要オーケストラと協演し、ソリストとしても活躍する。また、アルド・チェッカート指揮、ロストロポーヴィチの共演で『ドン・キホーテ』を、ドイツ国内数カ所で演奏し、巨匠ロストロポーヴィチの厚い信頼を得る。1971年にはドイツ現代作曲家の巨匠ヘンツェが深井のために作曲したヴィオラ協奏曲の世界初演を行なった。
1974年からハンブルク国立音楽大学の正教授となり、後進の指導に当たる。また、1988年強い要請を受けて、北ドイツ放送交響楽団に入団し、首席ヴィオラ奏者となり、現在に至る。
ソロ活動のみならず、室内楽の分野でも注目すべき活動を展開しており、ヨーロッパ屈指のヴィオラ奏者として、高い評価を得ている。使用楽器は、大作曲家でありヴィオラの名手であったヒンデミットが愛用した名器、F.ルジェリ。
1967年スイスで、巨匠ヨゼフ・シゲティに師事。同氏の教えを請う内に、ヴィオラに転向する決意を固め、スイス・バーゼル音楽院にヴィオラ奏者として入学。同音楽院にて、ヴィオラのソロ・ディプロマを受け、バルトークのヴィオラ協奏曲でデビューを飾る。同年、スイス・ベルン交響楽団にヴィオラの首席奏者として入団。1970年ハンブルク国立フィルハーモニー(国立歌劇場管弦楽団)に入団し、1988年まで首席奏者となる。この間、クラウス・テンシュテット、シャルル・デュトワ、ホルスト・シュタイン、ヴォルフガング・サヴァリッシュ等の指揮者とヨーロッパ各地の主要オーケストラと協演し、ソリストとしても活躍する。また、アルド・チェッカート指揮、ロストロポーヴィチの共演で『ドン・キホーテ』を、ドイツ国内数カ所で演奏し、巨匠ロストロポーヴィチの厚い信頼を得る。1971年にはドイツ現代作曲家の巨匠ヘンツェが深井のために作曲したヴィオラ協奏曲の世界初演を行なった。
1974年からハンブルク国立音楽大学の正教授となり、後進の指導に当たる。また、1988年強い要請を受けて、北ドイツ放送交響楽団に入団し、首席ヴィオラ奏者となり、現在に至る。
ソロ活動のみならず、室内楽の分野でも注目すべき活動を展開しており、ヨーロッパ屈指のヴィオラ奏者として、高い評価を得ている。使用楽器は、大作曲家でありヴィオラの名手であったヒンデミットが愛用した名器、F.ルジェリ。
ディスコグラフィー
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ D821
シューベルト:弦楽三重奏曲 第1番 D471
シューマン:おとぎの絵本 op.113
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド op.35
深井 碩章(ヴィオラ)
豊田 元子(ピアノ)
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
ダヴィッド・ゲリンガス(チェロ)
[カメラータ]