宗 倫匡 Tomotada Soh

宗 倫匡 Tomotada Soh

プロフィール

 東京生まれ、6歳からヴァイオリンを学びはじめた。鷲見三郎、斎藤秀雄に師事。16歳で日本音楽コンクール第1位に輝いた。2年後、ジュネーヴ国際音楽コンクールで最高位を獲得。その後1年間パリ国立高等音楽院でルネ・ベネデッティに師事し、首席で卒業。巨匠ヨーゼフ・シゲティに師事するとともに、スイスで彼の助手を務めた。
 ユーディ・メニューインと共演したクシュタート、マルタ・アルゲリッチと共演したザルツブルク、ミュンヘン、そのほか東京、エディンバラ、ベルリンなど数多くの国際音楽祭で一流オーケストラや指揮者と共演している。
 これまでに、シューベルトの全作品、及びブルッフのヴァイオリンとオーケストラのための作品をはじめ、数多くの有名なヴァイオリン協奏曲のレコーディングを行っている。
 ロンドンの英国王立音楽院の教授と名誉会員であり、東京でも教鞭をとる。またブダペストのリスト音楽院やフィレンツェで後進の指導にもあたっている。これまでにシベリウス、クライスラー、シゲティ、ジュネーヴ、ハノーファー、中国等、国際的なヴァイオリン・コンクールからも審査委員として度々招かれている。
 ロンドン在住。