島田 彩乃 Ayano Shimada

島田彩乃_1(c)Toru Hiraiwa

プロフィール

 桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコールノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。十余年に及ぶ欧州活動の後、2011年帰国。故福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルド・ファウトの各氏に師事。作品解釈および演奏表現において西巻正史氏の助言を受ける。
 これまで、ジャン・フランセ国際音楽コンクール第1位、シドニー国際ピアノコンクール第4位および特別賞をはじめ、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。 日本国内はもとより、ヨーロッパ各国、南アフリカ、チュニジア、中国等、内外にて演奏活動を行う。
 東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、シドニー交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等と共演。アマチュア団体「アンサンブル・カンターレ」とは 2012 年より定期的に共演を重ねている。NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」等、TV・ラジオにも出演。
 ファーストCD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』(2006)は作曲家デュティユー氏本人から賛辞が贈られ、また、セカンドCD『ブラームス:ピアノ作品集』(2019)はレコード芸術誌にて特選盤に選出されるなど、各CD共に高い評価を得る。
 ソロのみならず室内楽にも精力的に取り組み、ウィーン・フィルおよびバイエルン放送響首席奏者とのリサイタルをはじめ、国内外のアーティストと多数共演、レコーディングに参加するなど厚い信頼を得ている。同時に、上野学園大学講師、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。欧州のフェスティバルにたびたび招かれ、リサイタル出演、マスタークラス講師等、海外でも継続して活動を展開中。

ディスコグラフィー

ブラームス: ピアノ作品集 作品35、117、118
島田彩乃_ブラームス:ピアノ作品集
ブラームス:
 3つの間奏曲 op.117
 6つのピアノ小品 op.118
 パガニーニの主題による変奏曲 op.35

[ALTUS]
トッパンホール ランチタイムコンサート
島田彩乃_トッパンホール_ランチタイムコンサート
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 op.81 より第3楽章(アンコール)

島田彩乃(ピアノ)
山根一仁、瀧村依里(ヴァイオリン)
原麻理子(ヴィオラ)
上野通明(チェロ)

[e-onkyo]
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
島田彩乃_プロコフィエフ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 op.16 & 第3番 ハ長調 op.26*

ダニエル・ヒル(ピアノ)
*島田彩乃(ピアノ)

[ABC Classics]
ドビュッシー、デュティユー、ラヴェル
島田彩乃_ドビュッシー、デュティユー、ラヴェル
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻
デュティユー:ソナタ
ラヴェル:水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ

[ゼール音楽事務所]