プロフィール
幼い頃からヨーロッパで音楽に触れ、ヴァイオリンを始める。桐朋学園大学附属高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部に入学。第63回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。コンクールの優勝を機にサントリーホール8周年記念ガラ・コンサートに出演、また東京芸術劇場大ホールにて秋山和慶指揮/東京交響楽団と共演し、東京デビューを飾った。
明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、プラハ国立音楽院にて学ぶ。在学中に「プラハの春」国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で入賞し、ヨセフ・スーク賞を満場一致で受賞(スーク作曲‘4つの小品’の演奏に対する賞であり、ヨセフ・スークの孫にあたる世界的ヴァイオリニストのヨゼフ・スークから、表彰を受けている)併せてディプロマ賞、名誉賞を受賞。これを機会にドヴォルジャーク音楽祭に招かれ、ドヴォルジャークのヴァイオリン協奏曲を演奏して大成功をおさめ「ドヴォルジャーク音楽の神髄を理解し、チェコ国民の魂をふるわせて感動をあたえた」と新聞批評で高く評価された。
その後、文化庁芸術家在外研修3年派遣生に選ばれ、アムステルダムの王立スウェーリンク音楽院で学んだ後、ロンドンに移り、ギルドホール音楽演劇大学でも研鑚を積む。在学中に才能と個性を認められ、サー・コリン・デイヴィス、トーマス・ザンデルリンク指揮のもとでシベリウスの協奏曲を演奏する機会に恵まれる一方で、室内楽にも情熱をそそぎ、現代作曲家ピーター・スカルソープの新曲を委託される。ソリスト・ディプロマを最高位で卒業、並びにオーケストラ・ディプロマも最高点で取得。
ロンドンでは室内楽をはじめ、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団等、世界的なオーケストラからも認められ、特別メンバーとして招待を受け、サー・コリン・デイヴィス、ロリン・マゼール、ベルナルド・ハイティンク、ピエール・ブーレーズ、マリス・ヤンソンスなどといった世界的指揮者と共演。音楽的な影響を受けながら現在におけるソリストとしての演奏スタイルを確立してきた。後に実績を認められ、ゲスト・プリンシパル、ゲスト・リーダーとして招待されている。
ソリストとして、これまでにロンドンのロイヤルフェスティバルホール、クィーンエリザベスホール、バービカンホール、アムステルダム・コンセルトへボウ、イタリアのベッリーニ座を始め、イギリス及びヨーロッパ各地で演奏、近年はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と共演をしている。また日本では近年、東京交響楽団、広島交響楽団と共演、王子ホールでのヴァイオリン・リサイタルを行う他、今年度NHK-FM「名曲リサイタル」に出演し2月に放送された。現在はロンドンを拠点としながら、ソリストとしての活動を中心に積極的に演奏活動を続けている。