ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 首席フルート奏者

マチュー・デュフォー フルート・リサイタル Mathieu Dufour Flute Recital

2019年8月1日(木)19:00開演

トッパンホール

出演

マチュー・デュフォー(フルート)
浦壁 信二(ピアノ)

曲目

プーランク:フルート・ソナタ FP164
ミヨー:フルートとピアノのためのソナチネ op.76
マルタン:フルートとピアノのためのバラード
シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲
       op.160 D802
ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」op.167

チケット

全席指定5,500円 学生3,000円*
*学生券はパシフィック・コンサート・マネジメントのみのお取扱いです。

プレイガイド

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:143-810)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:32311)

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
協力:ヤマハ株式会社/株式会社ヤマハミュージックジャパン
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

Date

Thursday, August 1, 2019 19:00

Hall

Toppan Hall

Artist

Mathieu Dufour, Flute
Shinji Urakabe, Piano

Program

Poulenc: Sonata for Flute and Piano FP164
Milhaud: Sonatine for Flute and Piano, op.76
Martin: Ballade for Flute and Piano
Schubert: Introduction and Variations on
               "Trockne Blumen", op.160 D802
Reinecke: Sonata for Flute and Piano "Undine”, op.167
プロフィール
◎マチュー・デュフォー(フルート)
 1972年、パリ生まれ。8歳よりパリの音楽学校で本格的にフルートを学び始め、14歳の時に満場一致でゴールド・メダルを授与され卒業した。その後、リヨン国立音楽院でマクサンス・ラリューに師事し、1993年に満場一致の首席で卒業する。
 1993年ランパル国際フルート・コンクールで第2位、1994年ブダペスト国際音楽コンクール第3位、1997年神戸国際フルート・コンクール第2位など、数々の著名な国際コンクールで優秀な成績を残す。
 1993年、弱冠20歳でトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席奏者に就任した。1996年~1999年パリ国立歌劇場管弦楽団のスーパー・ソロイストを務めた後、音楽監督を務めていたダニエル・バレンボイムに招かれ、1999年~2014年シカゴ交響楽団の首席奏者を務めた。同団とは、バレンボイムの指揮でドヴィエンヌ、モーツァルト、イベール、バッハ、ジョリヴェ等の協奏曲を演奏し、カーネギーホールやベルリンのフィルハーモニー、ルツェルン・フェスティバルでの共演は高い評価を得た。
 ソリストとして、ピエール・ブーレーズ、クリストフ・エッシェンバッハ、デイヴィッド・ロバートソン、ファビオ・ルイージ、ニコラス・マクギーガン等の指揮者と共演している。シカゴ交響楽団と共演したニールセンの協奏曲は、シカゴ・トリビューン紙で「すべてにおいて音色やダイナミクスが超人的とも言えるほど統制されており、躍動感ある澄んだ音がホールに響き渡った」と絶賛された。
 室内楽奏者として、内田光子、ピンカス・ズーカーマン、ユリア・フィッシャー、エリック・ル・サージュ、カーリヒシュタイン=ラレード=ロビンソン・トリオのほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー等と共演を重ねている。これまでに、カーネギーのザンケル・ホール、ルツェルン音楽祭、スイスのダボス音楽祭、カナダのドメーヌ・フォルジェ国際音楽祭に登場し、ヨーロッパ、イスラエル、南アメリカ、日本の各国で演奏している。
 日本では、2007年の東京都交響楽団の定期公演で、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲で共演。2008年には広島交響楽団とニールセンの協奏曲を演奏した。2010年に開催したパスカル・ロジェとのデュオも大絶賛され、オクタヴィア・レコードのクリストン・レーベルより「フランス作品集」をリリースした。
 2015年9月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ソロ奏者に就任した。今、世界が最も注目しているフルート奏者である。

◎浦壁 信二(ピアノ)
 1969年生まれ。4歳からヤマハ音楽教室に入会、1981年ロストロポーヴィチ指揮ナショナル交響楽団と自作曲を共演。1985年都立芸術高校音楽科(現都立総合芸術高校)作曲科に入学、1987年からパリ国立高等音楽院で学び和声・フーガ・伴奏科で1等賞を得る。ピアノをテオドール・パラスキヴェスコに師事、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、イェルク・デームスのマスタークラスに参加。1994年オルレアン20世紀音楽ピアノコンクールで優勝。現在は室内楽、伴奏を中心に活動を展開。2012年と2014年にはCDラヴェルピアノ作品全集Ⅰ「水の戯れ」・Ⅱ「クープランの墓」をリリース、好評を得た。洗足学園音楽大学客員教授、ヤマハマスタークラス講師。