ミュンヘン国際音楽コンクールで史上3人目の優勝を果たした新時代のヴィルトゥオーゾ

ラモン・オルテガ・ケロ オーボエ・リサイタル Ramón Ortega Quero Oboe Recital

2019年2月10日(日)14:00開演

トッパンホール

出演

ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)
島田彩乃(ピアノ)

曲目

モーツァルト:オーボエ・ソナタ 第26番 変ロ長調 K378
モーツァルト:オーボエ・ソナタ 第21番 ホ短調 K304
ダエッリ:ヴェルディの歌劇「リゴレット」の
     主題による幻想曲
デュカス:ジプシー風に
パスクッリ:ドニゼッティの歌劇「ラ・ファヴォリータ」の
      主題による協奏曲

チケット

全席指定5,000円 学生3,000円*
*学生券はパシフィック・コンサート・マネジメントのみのお取扱いです。

プレイガイド

トッパンホール・チケットセンター 03-5840-2222
イープラス
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-000-407

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
協力:野中貿易株式会社

Date

Sunday, February 10, 2019 14:00

Hall

Toppan Hall

Artist

Ramón Ortega Quero, Oboe
Ayano Shimada, Piano

Program

Mozart: Oboe Sonata in B-flat major, K378
Mozart: Oboe Sonata in E minor, K304
Daelli: Fantasy on Themes from Verdi's 'Rigoletto'
Dukas: Alla Gitana
Pasculli: Concerto sopra motivi dell'opera
    "La Favorita" di Donizetti 
プロフィール
◎ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)
 同世代において最も将来性のある音楽家の一人。 2007年、難関のARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。1961年のハインツ・ホリガー、1967年のモーリス・ブルグ以来、40年ぶり史上3人目の優勝者となり、世界的な注目を集める。
 スペインのグラナダ音楽院でミゲル・キロスに師事し、12歳でアンダルシア・ユース・オーケストラのメンバーとなる。2003年にはダニエル・バレンボイムが設立したウェスト=イースト・ディヴァン・オーケストラに入団した。
2008年春、バイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。マリス・ヤンソンス、リッカルド・ムーティ、ヘルベルト・ブロムシュテット、サー・コリン・デイヴィス、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・バレンボイム、ニコラウス・アーノンクール、ベルナルト・ハイティンク等、世界的な指揮者と協同で音楽活動を行っている。2018/19シーズンからは、ロサンゼルス・フィルハーモニックの首席オーボエ奏者に就任する。
 これまでに、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ライプツィヒMDR交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、バーゼル交響楽団、スコティッシュ室内管弦楽団、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、台湾国家交響楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、ミュンヘン室内管弦楽団等のオーケストラと共演し、ルツェルン音楽祭、ラインガウ音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭等にも出演している。室内楽では、エレーナ・バシュキロワ、キット・アームストロング、内田光子、ヘルベルト・シュフ、セバスティアン・マンツ、ジャニーヌ・ヤンセン、ガイ・ブラウンシュタイン、タベア・ツィンマーマン等と度々共演を重ねている。ヴァリエーション5(木管五重奏団)での活動も行っており、ベルリン・クラシックスからデビュー・アルバムがリリースされた。
 2010年、デビューCD『シャドウズ』がソロ・ムジカ・レーベルからリリースされ、2011年エコー・クラシック賞の「ニューカマー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。2012年、セバスティアン・マンツ(cl)、マーク・トレネル(fg)、ダビド・アロンソ(hr)、ヘルベルト・シュフ(pf)との共演によるベートーヴェンとモーツァルトのCDで、「室内楽部門」において二度目のエコー・クラシック賞を受賞した。2015年、ベルリン・クラシックスより『J.S.バッハ:オーボエ・ソナタ集』をリリースし、好評を博す。使用楽器は、〈Marigaux 901〉。


◎島田 彩乃(ピアノ)
 桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコールノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。
 ジャン・フランセ国際音楽コンクール、シドニー国際ピアノ・コンクールをはじめ、国内外数々のコンクールで優勝、入賞。これまでに、シドニー交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団等のオーケストラと共演している。CD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』は、デュティユー氏本人から賛辞が贈られたほか、各誌にて高い評価を得る。
 これまで、福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルト・ファウツの各氏に師事。また、作品解釈および演奏表現において西巻正史氏のアドバイスを受ける。
 室内楽にも精力的に取り組み、カール=ハインツ・シュッツ、ラモン・オルテガ・ケロ、アラン・ムニエ、林峰男、木越洋等、国内外のアーティストと共演、厚い信頼を得ている。同時に、上野学園大学講師、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。 
今後のコンサート情報、ブログ等 →  http://ayanoshimada.online.fr