ジュネーヴ国際コンクール最高位、ロシア・ピアニズムの継承者

原田英代 ピアノ・リサイタル ~ラフマニノフと、彼が愛した作曲家たち~ Hideyo Harada Piano Recital <Rachmaninov and the composers he loved>

2024年1月28日(日)14:00開演(13:30開場)

武蔵野市民文化会館 小ホール

出演

原田英代(ピアノ)

曲目

♪シューマン:アラベスク

♪リスト:愛の夢 第3番

♪ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死

♪ショパン:バラード 第4番

♪チャイコフスキー:『四季』より
    6月「舟歌」&11月「トロイカ」

♪チャイコフスキー(プレトニョフ編):
   『くるみ割り人形』よりアダージョ

♪ラフマニノフ
  前奏曲 嬰ハ短調「鐘」op.3-2
  前奏曲 ト長調 op.32-5
  練習曲 ト短調「音の絵」op.33-8
  前奏曲 op.32-12 嬰ト短調
  楽興の時 第6番 ハ長調 op.16-6
  ピアノ・ソナタ 第2番(1931年版)

チケット

全席指定 一般 3,000円
 ※アルテ友の会・25歳以下(枚数限定)は、武蔵野文化生涯学習事業団
文化事業部(0422-54-2011)にお問い合わせください。

プレイガイド

●武蔵野文化生涯学習事業団
 文化事業部 0422-54-2011
●イープラス

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
提携:(公財)武蔵野文化生涯学習事業団

Date

Sunday 28th January 2024, 14:00 Start

Hall

Musashino Civic Cultural Hall  Recital Hall

Artist

Hideyo Harada, Piano

Program

Schumann: Arabesque in C major, op.18
Liszt: Liebesträume No.3
Wagner=Liszt: Isoldes liebestod
Chopin: Ballade No.4 in f minor, op.52
Tchaikovsky: from The Seasons,
 June "Barcarolle" & November "Troika"
Tchaikovsky=Pletnev: Adagio from Nutcracker Suite
Rachmaninov: 
 Prelude in C-sharp minor, op.3-2
 Prelude in G major, op.32-5
 Etudes-tableaux in G minor, op.33-8
 Prelude in G-sharp minor, op.32-12
 Moments musicaux No.6 in C major, op.16-6
 Piano Sonata No.2 in B-flat minor, op.36 (ver.1931)
プロフィール
 井口愛子、弘中孝に師事し、東京藝大・同大学院で松浦豊明に師事。その後シュトゥットガルト音大とウィーン音大で学び、モスクワ音楽院のヴィクトール・メルジャーノフの下で研鑚を積む。1984年ジュネーヴ国際コンクール最高位、91年シューベルト国際ピアノ・コンクール第1位、93年モスクワでのラフマニノフ国際ピアノ・コンクールで旧西側参加者唯一の入賞を果たす。
 これまでに、N響、読響、日本フィル、新日本フィル、広島響、スイス・ロマンド管、WDRケルン放響、南西ドイツ・フィル、ジョルジュ・エネスコ・フィル、チェコ・ナショナル響等と、マルチェロ・ヴィオッティ、クリスティアン・アルミンク、ウラディーミル・ヴァーレック、尾高忠明、小泉和裕等の指揮者、ボロディン弦楽四重奏団、堀正文、ラティツァ・ホンダ=ローゼンベルク、イェンス=ペーター・マインツ、ローマン・トレーケル等と共演。2012年、明治神宮での明治天皇百年祭にて奉納演奏を行った。
また、ドイツの主要音楽祭に定期的に出演し、ドイツを代表する俳優たちとの朗読付きコンサートはヨーロッパ各地で高い評価を獲得している。特に大女優コリンナ・ハールフォーフとの共演は「強力なデュオ」と讃えられ、ウィーン・ムジークフェラインをはじめ各地で絶賛される。ラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ヴュルツブルク・モーツァルト、ウーゼドム、MDR音楽の夏をはじめとする著名音楽祭にも毎年のように招聘され、多様なテーマのプログラムを展開している。公演はバイエルン放送等で放映され、新聞等メディアでの高評も多い。
 録音はアウディーテより、グリーグ、チャイコフスキー&ラフマニノフ、シューマン、シューベルトの4枚をリリース。執筆活動では、2014年『ロシア・ピアニズムの贈り物』を出版し、平凡社『こころ』や朝日新聞「知は力なり」にも寄稿している。ロシア・ピアニズムの継承者としてレクチャーコンサートにも精力的に取り組む。