ヴァイオリンの女王が贈る、古楽とモダンを味わう贅沢な一夜

ヴィクトリア・ムローヴァ ヴァイオリン・リサイタル
フォルテピアノ/ピアノ…アラスデア・ビートソン Viktoria Mullova Violin Recital
Alasdair Beatson (Fortepiano/Piano)

2022年11月21日(月)19:00開演(18:30開場)

武蔵野市民文化会館 小ホール

※当日券…18:30より販売開始(現金のみ)

出演

ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ/ピアノ)

曲目

■ガダニーニ(ガット弦)&フォルテピアノ
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 op.23
 ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2

■ストラディヴァリウス「ジュールズ・フォーク」&ピアノ
武満徹:妖精の距離
ペルト:フラトレス
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのロンド
       ロ短調 D895

チケット

全席指定 一般 8,800円
 ※アルテ友の会は、武蔵野文化生涯学習事業団
文化事業部(0422-54-2011)にお問い合わせください。

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
提携:(公財)武蔵野文化生涯学習事業団

Date

Monday 21st November 2022, 19:00 Start

Hall

Musashino Civic Cultural Hall  Recital Hall

Artist

Viktoria Mullova, Violin
Alasdair Beatson, Fortepiano/Piano

Program

■Guadagnini Violin with gut string & Fortepiano
Beethoven:
 Sonata for Violin and Piano No.4 in A minor, op.23
 Sonata for Violin and Piano No.7 in C minor, op.30-2

■Stradivarius ‘Jules Falk’ & Modern Piano
Takemitsu: Distance de fée
Pärt: Fratres
Schubert: Rondo for Violin and Piano in B minor, D895
プロフィール
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
1980年シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールおよび1982年チャイコフスキー国際コンクールで優勝し注目を集め、1983年の西側への亡命は大きな話題となった。これまでに、ウィーン・フィルやベルリン・フィルをはじめとする世界中のオーケストラと、クラウディオ・アバド、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、サイモン・ラトル、リッカルド・ムーティ、小澤征爾、ベルナルト・ハイティンク、ピエール・ブーレーズ等の指揮者と共演し、数々の主要音楽祭にも出演している。
その深い音楽的探究心から、レパートリーはバロックからコンテンポラリーやフュージョン、エクスペリメンタル・ミュージックまで多岐にわたる。古楽器オーケストラのエイジ・オブ・エンライトメント管、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ヴェニス・バロック・オーケストラ等とも共演を重ねる。J.S.バッハの解釈は世界中で絶賛され、オニックスからリリースした『J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集』(アカデミア・ビザンチナ/チェンバロ:オッタヴィオ・ダントーネ)や、『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集』は高い評価を得ている。
フィリップスとオニックスからリリースしたCDは数多くの賞を受賞している。近年は、『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、2つのヴァイオリンのためのソナタ』(パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送響)や、『ペルト:フラトレス、鏡の中の鏡』(パーヴォ・ヤルヴィ指揮エストニア国立響)をリリース。2021年、アラスデア・ビートソンとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集をリリース。ガット弦とフォルテピアノを用いてベートーヴェンのリサイタルを各地で開催する。
使用楽器は、1723年のストラディヴァリウス 「ジュールズ・フォーク」およびガダニーニ。


アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ/ピアノ)
ソロと室内楽で幅広い活躍を見せるスコットランド人ピアニスト。近年はウィグモア・ホールやキングス・プレイスのほか、バース・モーツァルトフェスト、エディンバラ、エスビアウ等の音楽祭に出演している。またヴィクトリア・ムローヴァとはデュオ・リサイタルを開催し、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタではフォルテピアノも用いている。
音楽への献身と大胆なプログラミングには定評があり、古典派の作品に加えシューマンやフォーレを得意とし、多岐にわたるレパートリーを持つ。これまでに、ブリテン・シンフォニア、モスクワ・ヴィルトゥオージ、スコティッシュ・チェンバー・オーケストラ、スコティッシュ・アンサンブル、ロイヤル・スコティッシュ管、南デンマークフィル、タンペラ・シンフォニエッタ等と共演している。現代作曲家とも親密な関係を築き、ジョージ・ベンジャミン、ハリソン・バートウィッスル、シェリル・フランシス=ホード、ハインツ・ホリガーと共同作業を行っており、今後はヘレナ・ヴィンケルマンから捧げられたピアノ協奏曲を初演する。
英国王立音楽大学でジョン・ブレイクリーに、インディアナ大学でメナヘム・プレスラーに師事。現在、バーミンガム音楽大学で教鞭を執る。マルサック音楽祭を創設し2012~18年に芸術監督を務め、2019年からはエルネンのスイス室内楽音楽祭の共同芸術監督を務める。