北欧の鬼才ムストネンのベートーヴェン&バッハ ~めくるめく変奏曲(ヴァリエーション)の世界~

オリ・ムストネン ピアノ・リサイタル Olli Mustonen Piano Recital

2022年10月24日(月)19:00開演(18:30開場)

武蔵野市民文化会館 小ホール

出演

オリ・ムストネン(ピアノ)

曲目

ベートーヴェン:
◎パイジェッロの歌劇 「水車屋の娘」 のアリア 「田舎者の恋は何と美しく」 による9つの変奏曲  WoO.69
◎創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
◎「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 WoO.79
◎イギリス国歌「神よ王を守らせたまえ」による7つの変奏曲 WoO.78
◎ヴラニツキーのバレエ『森のおとめ』 のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 イ長調 WoO.71

J.S.バッハ:15のシンフォニア BWV787ー801
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111

チケット

全席指定 一般 5,000円
 ※アルテ友の会・25歳以下(枚数限定)は、武蔵野文化生涯学習事業団
文化事業部(0422-54-2011)にお問い合わせください。

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
提携:(公財)武蔵野文化生涯学習事業団
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

Date

Monday 24th October 2022, 19:00 Start

Hall

Musashino Civic Cultural Hall  Recital Hall

Artist

Olli Mustonen, Piano

Program

Beethoven:
- Nine Variations on a Theme by Paisiello “Quant’ è più bello” WoO.69
- Six Variations in F major, op.34
- Five Variations on “Rule Britannia” WoO.79
- Seven Variations on “God Save the King” WoO.78
- Twelve Variations on a Russian dance from the ballet “Das Waldmädchen” WoO.71

J.S.Bach: 15 Sinfonias BWV787–801
Beethoven: Piano Sonata No.32 in C minor, op.111
プロフィール
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督および首席指揮者を務める。ラフマニノフ、ブゾーニ、エネスクといった偉大な作曲家の伝統を受け継ぎ、作曲家、ピアニスト、指揮者として一人三役での公演も行うなど非凡な才能を持つ、今日の音楽界において特異な存在である。
これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンゼルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、パリ管弦楽団のほか、ロンドンの主要オーケストラとも共演している。
2019年、名誉あるヒンデミット賞を授与された。近年は、自身の新作《Taivaanvalot》をイアン・ボストリッジ&スティーヴン・イッサーリスとアムステルダムのミュージックヘボウ・アアン・ヘット・アイで初演、その後ウィグモア・ホールと香港でも公演を行った。ボン・ベートーヴェン音楽祭から委嘱された弦楽六重奏曲は2020年に初演された。
2021/22シーズンは、カメラータ・チューリッヒやプラハ・フィルハーモニアとの共演、エリム・チャン指揮ウィーン放送交響楽団とマルティヌーのピアノ協奏曲第3番がある。また、ブラジルではミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団と一人三役で共演し、モーツァルトのピアノ協奏曲第25番と自身が作曲した《ペタヤヴェシの古い教会》を披露する。
オンディーヌ・レーベルから『レスピーギ:ミクソリディア旋法の協奏曲/ローマの噴水』(サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団)をリリースしているほか、バルトークとプロコフィエフのピアノ協奏曲全集も高評を博す。スティーヴン・イッサーリスとは30年以上にわたり共演を続け、2019年にはハイペリオン・レーベルより『ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、カバレフスキー:チェロ作品集』をリリースした。
ヘルシンキ生まれ。5歳よりピアノ、ハープシコード、作曲を学ぶ。最初にラルフ・ゴトーニに、その後ピアノをエーロ・ヘイノネンに、作曲をエイノユハニ・ラウタヴァーラに師事。